はじめに ─ 固定費を月5万円削るのは「特殊な節約術」じゃない
「節約は頑張ってるけど、なかなかお金が貯まらない…」
正直、20代の僕も同じでした。
スーパーで10円安い卵を探したり、エアコンの設定温度を1度上げたり…そういう変動費(食費・光熱費の使い方)の節約ばかりに目がいって、肝心の固定費を放置していたんですよね。
ところが、4児を育てるシングルファーザーになって家計を本気で見直したとき、気づきました。
固定費を1回見直すだけで、変動費を毎日頑張る100倍の効果が出る
実際、我が家では固定費の見直しだけで月5万円を削減。年間60万円、10年で600万円。これだけあれば、子ども1人分の大学入学資金がほぼ賄える計算です。
この記事では、
- 4児を育てるシングルファーザー
- 個人事業主20年・投資家20年・兼業大家20年
という立場から、固定費削減のリアルな全手順をお伝えします。
結論:固定費削減は5カテゴリ攻略で月5万円が現実的
最初に結論からお伝えします。
僕が実際に削った固定費の内訳はこんな感じです。
| カテゴリ | 削減前 | 削減後 | 月削減額 |
|---|---|---|---|
| ① 通信費(スマホ+ネット) | 25,000円 | 8,000円 | ▲17,000円 |
| ② 保険(生命・医療・収入保障) | 30,000円 | 12,000円 | ▲18,000円 |
| ③ 電気・ガス | 25,000円 | 18,000円 | ▲7,000円 |
| ④ サブスク・会員費 | 8,000円 | 3,000円 | ▲5,000円 |
| ⑤ 住居費(住宅ローン借り換え) | ─ | ─ | ▲3,000円 |
| 合計 | ▲50,000円/月 |
特別なことは一切やっていません。全部「契約を見直すだけ」です。
各カテゴリを順番に解説していきます。
固定費削減の優先順位(インパクト順)
5つのカテゴリを攻略する順番が重要です。
インパクト × 着手のしやすさで並べると:
- 保険(インパクト最大・1回で完了)
- 通信費(インパクト大・1〜2時間の作業)
- 電気・ガス(中インパクト・10分の手続き)
- 住宅ローン(インパクト大・条件次第)
- サブスク(小インパクト・即日完了)
「気軽な順」で攻めたい人は 5→3→4→2→1 の逆順でもOK。
① 通信費(スマホ+ネット回線)→ 月17,000円削減
スマホ:大手3キャリアから格安SIMへ
通信費削減の本丸はここ。4人家族でドコモ・au・ソフトバンクを契約していると、月25,000円超えは普通にあります。
我が家も以前、ドコモ4回線で月22,000円を払っていました。
格安SIMに切り替えてから、月8,000円まで圧縮。
おすすめ格安SIM3選(4児パパ視点)
楽天モバイル:データ無制限+楽天経済圏
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額 | 1,078円〜3,278円(使った分だけ) |
| データ | 無制限(楽天回線エリア) |
| 通話 | Rakuten Linkで国内通話無料 |
楽天市場・楽天証券を使っているなら、SPU(スーパーポイントアッププログラム)でポイント還元率UPの効果も。
→ [楽天モバイルの公式申込みはこちら]([ASP_格安SIM])
ahamo:ドコモ品質+シンプル料金
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額 | 2,970円(30GB) |
| 通話 | 5分以内かけ放題込み |
「速度品質は落としたくない」という人向け。ドコモ回線そのままなので、エリアの不安なし。
povo:使った分だけのトッピング型
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額 | 0円〜(必要な時だけトッピング) |
| データ | 使う分だけ追加購入 |
サブ回線に最適。子どもに持たせる初スマホにも便利です。
ネット回線:マンションタイプ→光回線へ
ネット回線は光回線一択です。マンション備え付けのインターネットが遅いと感じたら、ほぼ確実に光回線で改善します。
我が家は楽天ひかりに変更して、月5,000円→月3,800円に削減+速度UP。
→ [光回線の比較はこちら]([ASP_ネット回線])
② 保険(生命・医療・収入保障)→ 月18,000円削減
ここが最もインパクトが大きく、最も放置されているカテゴリです。
「結婚したとき」「子どもが生まれたとき」に営業マンに勧められて契約した保険を、5年以上見直していない人は要注意。
保険見直しの基本:必要保障額から逆算する
我が家の場合、シングルファーザーになったときに本気で保険を見直しました。
考えた順番はこうです。
- 必要保障額の計算(自分に何かあったら、子ども4人を育て切るのにいくら必要か)
- 公的保障の把握(遺族年金で月いくら入るか)
- 不足分だけを保険でカバー
これをやるだけで、今の保険が「過剰」か「不足」かが一発で分かります。
削減のセオリー
| 見直しポイント | 効果 |
|---|---|
| 終身保険を解約→掛け捨て型に変更 | 月◯千円削減 |
| 医療保険の入院日額を5,000円に統一 | 月◯千円削減 |
| 学資保険を解約→NISA積立に切替 | 利回り改善 |
| 個人年金保険を解約→iDeCoに切替 | 節税効果UP |
おすすめ:保険一括見積もりサービス
自分で1社1社調べるのは無理ゲーなので、プロに無料相談するのが最短です。
我が家もFPに相談して、月3万円→月1.2万円に圧縮できました。
→ [保険の無料相談はこちら]([ASP_保険一括])
注意点:保険相談は「不要なものを売られる」リスクもあるので、「具体的な改善提案だけ聞いて、即決しない」スタンスで行くこと。
③ 電気・ガス → 月7,000円削減
電力・ガスの自由化以降、契約先を変えるだけで料金が下がる時代です。
電気:使用量に応じて選ぶ
| 使用量 | おすすめ |
|---|---|
| 月300kWh以上(4人家族標準) | 楽天でんき・ENEOSでんき |
| ペット・在宅勤務多い | ループでんき |
| 節電できるタイプ | オクトパスエナジー |
我が家(4人家族・月450kWh使用)の場合:
- 東京電力 → 楽天でんき
- 月電気代 18,000円 → 13,500円(▲4,500円)
- +楽天ポイント還元
→ [電気料金の比較はこちら]([ASP_電気])
ガス:都市ガス自由化を活用
地域によりますが、都市ガスエリアなら東京ガス・大阪ガス・東邦ガス以外の選択肢があります。
電気とのセット契約で割引になるケースが多いので、電気と同じ会社にまとめるのが基本。
④ サブスク・会員費 → 月5,000円削減
「払ってるけど使ってない」サブスクは、家計の典型的な漏れです。
棚卸しの手順
- クレカ明細を過去3ヶ月遡る
- 月額・年額の自動引き落としを全リストアップ
- 「最後に使った日」を思い出す
- 3ヶ月以上使っていないものは即解約
我が家で見直して解約したもの:
| サブスク | 月額 | 状況 |
|---|---|---|
| 動画配信A | 1,500円 | ほぼ見ていない→解約 |
| 雑誌読み放題 | 980円 | スマホで他で読む→解約 |
| クラウドストレージ重複 | 1,300円 | 1サービスに統一 |
| ジム(行ってない) | 8,000円 | 解約 ※不定期で都度払いに |
合計で月▲5,000円〜10,000円。年間6万円以上の改善になることも。
「年会費」も忘れずに
クレカの年会費、Amazonプライム、Apple One、Microsoft 365…
年1回しか引き落としされないので忘れがち。年末に必ず棚卸ししましょう。
⑤ 住居費(住宅ローン借り換え)→ 大型削減のチャンス
借り換えで月◯万円が浮くケース
住宅ローンを5年以上前に組んだ方は、借り換え検討必須です。
| 借入残高 | 金利差 | 残り期間 | 削減額目安 |
|---|---|---|---|
| 2,000万円 | 1.0% | 20年 | 月▲17,000円 |
| 3,000万円 | 0.8% | 25年 | 月▲22,000円 |
| 4,000万円 | 1.2% | 30年 | 月▲45,000円 |
借り換えには登記費用・事務手数料がかかりますが、残期間10年以上+金利差0.5%以上なら高確率でメリットあり。
僕も20年大家として複数物件のローンを組み替えてきましたが、「やらない理由がない」レベルの効果が出ます。
→ [住宅ローン借り換えの比較はこちら]([ASP_住宅ローン])
削減した5万円をどう使うか(最重要)
ここが一番大事です。
固定費を5万円削っても、そのまま使ってしまえば意味がありません。
僕がおすすめする使い道は、シンプルに「新NISAでの自動積立」です。
月5万円を新NISAで20年積立した場合(年利5%想定)
| 期間 | 投資元本 | 想定資産額 |
|---|---|---|
| 5年後 | 300万円 | 約340万円 |
| 10年後 | 600万円 | 約780万円 |
| 20年後 | 1,200万円 | 約2,055万円 |
何もしなければ消えていたお金が、20年後には2,000万円超えに。
これが固定費削減×新NISAの真の威力です。
詳しい新NISA戦略は[新NISA完全攻略:4児パパが選ぶ最適戦略](内部リンク)でまとめています。
固定費削減を「クレカ集約」でさらに加速する
削減した固定費の支払いを高還元クレカに集約すると、さらに効果UP。
特にリクルートカード(還元率1.2%)に固定費を集約すると、
| 月固定費 | 年額 | リクルートカード還元 |
|---|---|---|
| 50,000円 | 600,000円 | 7,200ポイント/年 |
→ [リクルートカードの公式申込みはこちら]([ASP_リクルート])
クレカ選びの詳細は[個人事業主&ひとり親が本気で選ぶクレカ5枚](内部リンク)でまとめています。
よくある失敗・絶対避けるべき5つの行動
失敗1:変動費の節約だけで満足する
スーパーで10円安いものを探すより、固定費1回見直しの方が100倍効果的。
失敗2:保険を「念のため」で残す
「もしものために」と高額な終身保険を残すのは、機会損失が大きい。掛け捨て+NISAの方が合理的。
失敗3:解約金が惜しくて見直しを延期する
「あと数年で解約金が無くなるから」と先延ばしすると、毎月の保険料の方が損失大になることが多い。即計算して判断を。
失敗4:浮いた分を使ってしまう
固定費を削っても、生活レベルを上げてしまっては意味なし。必ず投資or貯金に直行させる。
失敗5:家族の同意を取らずに変更する
通信キャリア変更などは家族の使い勝手にも影響します。事前に説明して、納得してもらってから実行を。
まとめ:今日から動く3ステップ
最後に、明日からできるアクションを3つにまとめます。
ステップ1:今月の固定費をリストアップする
A4用紙1枚に、
- 通信費(スマホ+ネット)
- 保険料
- 電気・ガス代
- サブスク
- 住宅ローン or 家賃
を書き出します。これだけで、削れるポイントが見えてきます。
ステップ2:インパクト順に1つずつ着手する
- まず保険(インパクト大)
- 次に通信費(インパクト大)
- 続いて電気・ガス・サブスク(小回り効く)
全部やる必要なし。月1カテゴリずつで半年で完了します。
ステップ3:浮いた分を新NISAで自動積立
ここまでで月5万円浮いたら、全額NISAに直行。
- 楽天証券 → [楽天証券の口座開設]([ASP_楽天証券])
- SBI証券 → [SBI証券の口座開設]([ASP_SBI証券])
詳しい新NISA戦略は[新NISA完全攻略](内部リンク)でまとめています。
おわりに
固定費の見直しは、一度やれば毎月効果が続く「資産」です。
変動費の節約は毎日頑張る必要がありますが、固定費は1回の作業で終わり。
僕自身、20年やってきて、家計改善の本丸はやはり固定費だと確信しています。
「最近お金が貯まらないな」と感じている方は、まず今月の固定費の棚卸しから始めてみてください。
きっと、想像以上に削れる場所が見つかるはずです。
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免責事項
本記事は運営者個人の見解と経験に基づくものです。
削減金額は我が家の事例であり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。
保険の見直し・住宅ローンの借り換えは、必ず専門家にご相談の上、ご自身の責任でご判断ください。
シンパパ資産設計士
4児を育てるシングルファーザー/個人事業主20年/投資家20年/兼業大家20年

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