- はじめに ─ 「リセール意識を語る僕にも、最初の大失敗があった」
- 結論:20代の僕は5年で200万円を失った
- なぜ「リセール無視」で買ってしまったのか
- 5年後の地獄:下取り査定の瞬間
- 転機:先輩大家との出会い
- 2台目以降:先輩大家の教えを徹底実践
- 20代の失敗から学んだ5つの教訓
- リセール率はどう決まるのか──査定を分解する
- ありがちな「リセール軽視」の5つのパターン
- 残価設定ローンという、もう一つの落とし穴
- 維持費もリセールと連動する──任意保険料区分の話
- 「20代の失敗」を活かして欲しい人へ
- カーネクスト:リセール極低車の最後の手段
- 売却で損をしないための実践チェックリスト
- よくある質問(FAQ)
- よくある質問(追加編)
- 20代の200万円が教えてくれたこと
- まとめ ─ 「最初の1台こそ、人生の自動車設計の出発点」
はじめに ─ 「リセール意識を語る僕にも、最初の大失敗があった」
僕は今、4児シングルファーザーとして、ブログで「車はリセールバリューで選べ」を発信し続けています。
過去20年で乗ってきた5台──カローラフィールダー、プリウス、ヴォクシー、ノア、ハスラー──全てトヨタ系のリセール上位グレード。詳細は自動車リセールバリュー完全比較ランキングで書いた通りです。
ただ、これを読んだ人から時々こんな質問をいただきます。
「シンパパさんって、最初から賢かったんでしょ?」
正直に答えます。最初の1台で、僕は約200万円を失っています。
20代前半、社会人2年目で人生初の車を買った時の話です。
リセールという言葉すら知らなかった僕は、カタログ写真の見栄えと営業マンの口車だけで車を選びました。
そして5年後、下取りに出した時の価格は──新車価格の22%。
この失敗が、その後の20年間の「リセール意識という資産」を僕に植え付けました。
この記事では、4児シングルファーザーになる前の僕が20代でやらかした”リセール無視”の失敗体験を、できるだけ正直に書きます。
これから車を買う若い世代、そして「なぜリセールを意識すべきなのか」を腹落ちさせたい人に、僕の失敗が役立てば幸いです。
結論:20代の僕は5年で200万円を失った
時系列で整理すると、こうです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 購入時期 | 社会人2年目(20代前半) |
| 車種 | あるメーカーの3ナンバー大型クーペ(リセール最弱クラス) |
| 新車価格 | 約280万円(オプション込み) |
| ローン | 60回・月45,000円 |
| 5年後下取り価格 | 約62万円(新車価格の22%) |
| 5年間の維持費 | 約190万円(保険・税金・車検・ガソリン・駐車場) |
| 5年間の総支出 | 約410万円 |
| 同じ予算でノアHVを選んでいたら | 総支出 約210万円(実質コスト) |
| 失った金額 | 約200万円 |
「ちょっと格好いいクーペ」を選んだだけで、5年で家族旅行30回分のお金を捨てていた計算です。
なぜ「リセール無視」で買ってしまったのか
20代の僕が陥った思考停止を、恥を覚悟で振り返ります。
失敗思考1:「カタログ写真がカッコいい」
書店で雑誌を立ち読みして、「この車に乗ってる自分はモテそう」という、極めて表層的な動機。
22歳の自分にとって、車は移動手段ではなく自己表現ツールでした。
リセールという「数年後の自分の経済」を考える視座がなかった。
失敗思考2:「営業マンの『今がチャンス』を信じた」
ディーラーで「今月決算で30万円値引きできます」と言われ、得した気分に。
今思えば、
- 値引き30万円
- でも実際の市場価格は本来50万円安かった
- 結果+20万円高く買わされた
という典型パターン。
失敗思考3:「友達がみんな普通車に乗っていた」
軽自動車は子どもっぽい、コンパクトカーは地味、SUVはお父さんっぽい──
若い世代特有の「同年代との見栄え比較」で選んでしまった。
その時の友達は今、誰も僕の車を覚えていません。
失敗思考4:「ローンだから月45,000円なら払える」
総額280万円という巨額を意識せず、月額しか見ていなかった。
月45,000円 × 60ヶ月 = 270万円のローン金利込み返済を、
「月の小遣い感覚」で判断していた。
失敗思考5:「リセールという概念を知らなかった」
最大の失敗はこれ。
- 残価率という言葉を聞いたことがなかった
- 「値落ちする車」「値落ちしない車」という区分を知らなかった
- 中古車市場の存在は知っていたが、自分が売り手になる未来を想像していなかった
→ 「買ったら最後、自分が乗り潰すもの」という前提で買っていた。
5年後の地獄:下取り査定の瞬間
5年経って、「次は子供ができるから乗用車にしたい」と思い、ディーラーに行きました。
そこで言われた金額に、心臓が止まりかけました。
「下取り、62万円ですね」
新車280万円 → 5年で62万円。
毎年43万円ずつ捨てていた計算になります。
しかも、月のローン返済45,000円は 5年間ずっと払い続けていたので、
- ローン総額:270万円
- 下取り:62万円
- 5年で実質208万円の損失
その瞬間、僕は「車の選び方を、根本から見直さないといけない」と気づいたのです。
転機:先輩大家との出会い
下取り査定の数日後、僕は地元の不動産投資セミナーである先輩大家に出会いました。
40代後半の、5棟のアパートを所有する自営業の人。
雑談で車の話になった時、彼の一言が今でも耳に残っています。
「車は買う時よりも売る時の価格で選ぶんだよ」
「残価率の高い車を、5年で乗り換える。それだけで20代の頃と比べて月2万円浮く」
僕は、頭をハンマーで殴られたような衝撃を受けました。
そこから先輩大家に教わったポイントは以下:
教え1:リセール上位車種を選ぶ
- トヨタ・ハイブリッド・上位グレード
- 人気カラー(ホワイトパール・ブラック)
- オプションは最小限
教え2:5年サイクルで乗り換える
- 5年経過 = リセール急落の前
- 6年目以降はリセール率が10%ずつ落ちる
- 5年で売り抜けて次の車に乗り換えるのがコスパ最強
教え3:絶対ディーラー下取りに頼らない
- ディーラー下取りは最低査定
- 一括査定で複数社競合させる
- 「下取り」と「新車値引き」の付け替えに騙されるな
教え4:中古車もリセール意識で選ぶ
- 中古でも3年落ち高残価率の車を選ぶ
- 中古→5年保有→売却で実質コスト50〜70万円
2台目以降:先輩大家の教えを徹底実践
先輩大家の言葉を受けて、2台目以降は徹底的にリセール意識で選びました。
詳しくは自動車リセールバリュー完全比較ランキングに過去5台の表を載せていますが、要点だけ。
2台目:カローラフィールダー HV(28歳・新車200万円)
- トヨタHV・上位グレード・ホワイトパール
- 5年後査定:90万円
- 実質コスト110万円(前の失敗時の半分以下)
3台目:プリウス(33歳・新車260万円)
- リセール意識を継続
- 5年後査定:130万円
- 実質コスト130万円
4台目:ヴォクシー HV(38歳・新車330万円)
- 結婚後、子ども3人時代
- 5年後査定:195万円
- 実質コスト135万円
5台目:ノア HV Si(43歳・新車350万円)
- 4児になり7人乗り必須
- 想定5年後査定:220万円
- 想定実質コスト130万円
→ 20年間、最初の失敗を二度と繰り返さないことに執着し続けた結果、車選びで損したことはありません。
20代の失敗から学んだ5つの教訓
教訓1:見栄え < 数年後の経済性
「カッコいい」「モテそう」は3ヶ月で消える幻想。
5年後に手元に残る金額こそ、本当の満足度を決める。
教訓2:月額ではなく「総額 × 残価」で判断
ローン月額は罠。
- 月額45,000円
- 60ヶ月で 270万円のローン金利込み
- 5年後の残価が62万円なら実質208万円の支出
→ 「毎月の支払 – 残価」で判断が正解。
教訓3:ディーラー営業マンの言葉は割り引いて聞く
「今月決算で30万円値引き」「今ならオプション無料」
→ どれも業界全体で同じことを言っているだけ。
セール文句に動かされず、市場相場と比較してから判断。
教訓4:必ずリセール上位車種から選ぶ
リセール意識は1回学べば一生使える節約スキル。
- トヨタ系HV
- 上位グレード
- 人気カラー
- 5年で売却
→ この4点だけで、生涯500万円浮きます。
教訓5:売却はディーラー下取りでなく一括査定
- ディーラー下取り:相場の60〜70%
- 一括査定:相場の100%
- 同じ車でも30〜80万円の差
リセール率はどう決まるのか──査定を分解する
先輩大家に教わってから、僕は「なぜ自分の20代の1台は22%まで落ちたのか」を、あらためて数字で分解してみました。中古車の査定額は、実はいくつかの要素の掛け算で決まっています。感覚ではなく、要素ごとに理解しておくと、次に車を選ぶときの判断基準がまったく変わります。
| 査定に効く要素 | 影響度の目安 | 20代の僕の失敗車 |
|---|---|---|
| 車種・ブランドの人気 | 大 | ニッチな大型クーペ=需要が薄い |
| ボディカラー | 中〜大 | 個性的な特殊色(不人気色) |
| グレード・オプション構成 | 中 | 過剰オプションだが査定に反映されず |
| 走行距離 | 中 | 年1万km程度(平均並み) |
| ハイブリッド/燃費性能 | 大(近年ほど顕著) | 非HV・燃費は当時の標準的水準 |
| モデルチェンジ時期との近さ | 中 | 売却直前にフルモデルチェンジ発表 |
| 事故歴・修復歴 | 大(該当時) | 無事故(ここだけはセーフ) |
ポイントは、「人気」「色」「燃費性能」「モデルチェンジ時期」の4つは、買う瞬間に無料で選べるということです。同じ予算でも、この4要素を意識するだけで、5年後の査定額は数十万円単位で変わります。僕の失敗車は、この4要素すべてで「悪い方」を選んでしまっていました。
ありがちな「リセール軽視」の5つのパターン
20年間ブログや相談を通じて、僕と同じような失敗をした人の話をたくさん聞いてきました。整理すると、だいたい次の5パターンに集約されます。自分がどれに当てはまりそうか、チェックしてみてください。
パターンA:「限定車・特別仕様車」に惹かれるタイプ
特別仕様車は新車時こそ割安に見えますが、生産台数が少なく中古市場での取引データも薄いため、買取店側が査定額を保守的につける傾向があります。「限定」という言葉のプレミアム感が、そのまま資産価値のプレミアムになるとは限りません。
パターンB:「フルオプションで満足したい」タイプ
ナビ・エアロ・革シートなどのオプションは、新車価格には上乗せされますが、中古査定ではごく一部しか価格に反映されません。オプション総額50万円が査定額に5万円しか乗らない、というのはよくある話です。
パターンC:「不人気色が好き」タイプ
個性を出したい気持ちは自然ですが、ホワイトパール・ブラック・シルバーなど定番色に比べ、不人気色は売却時に買取店側が「売りにくい在庫」として値引きしてくる傾向があります。
パターンD:「長く乗るから関係ない」タイプ
10年以上乗り潰すつもりでも、故障・ライフスタイルの変化・家族構成の変化などで予定より早く手放すケースは珍しくありません。「乗り潰す前提」は、実際には計画通りにいかないことが多いというのが実感です。
パターンE:「ローンの月額しか見ない」タイプ
これはまさに20代の僕そのものです。月々の支払いだけを予算の基準にすると、総支払額や将来の資産価値という視点が完全に抜け落ちます。
残価設定ローンという、もう一つの落とし穴
先輩大家の教えを実践する中で、もう一つ痛感したのが「残価設定ローン」の扱いです。これはディーラーが「月々の支払いを抑えられる」と勧めてくる仕組みですが、リセール意識とは似て非なるものなので、混同しないよう整理しておきます。
残価設定ローンは、あらかじめ「〇年後の想定下取り価格(残価)」を設定し、その残価分を差し引いた金額だけをローンで支払う仕組みです。月々の支払いは軽くなりますが、以下の点に注意が必要です。
- 契約時に走行距離の上限が定められており、超過すると追加精算が発生する
- 車両の状態(傷・へこみ)によっては残価精算時に追加費用が発生する
- 期間満了時に「車を返す」「残価を払って買い取る」「乗り換える」の三択になり、実質的に所有権が制限される
- 金利が通常ローンより高めに設定されているケースがある
| 比較項目 | 通常ローン(5年) | 残価設定ローン(5年) |
|---|---|---|
| 月々の支払い | やや高め | 低め(残価分を除くため) |
| 5年後の車の所有権 | 完全に自分のもの | 返却/買取/乗換の選択制 |
| 走行距離制限 | なし | あり(超過時は追加精算) |
| 売却の自由度 | いつでも自由に売却可 | 残価精算が必要で自由度が低い |
残価設定ローンが悪いわけではありませんが、「リセールを意識して自分で売却先を選ぶ」という僕のスタイルとは相性が良くありません。自分で一括査定を取って一番高い買取店に売るという選択肢を残しておきたい人には、通常ローンか現金一括での購入をおすすめします。
維持費もリセールと連動する──任意保険料区分の話
リセールと同じくらい見落とされがちなのが、任意保険料の「型式別料率クラス」です。車種ごとに事故率の統計データに基づいて保険料の等級区分が設定されており、同じ車両価格帯でも車種によって年間の保険料が数万円単位で違ってきます。
僕が20代で買った大型クーペは、スポーティな走行イメージから料率クラスが高めに設定されていた車種でした。一方、ミニバンやコンパクトなハイブリッド車は比較的料率クラスが低く、結果として任意保険料も抑えられる傾向があります。車を選ぶ段階で「新車価格」「税金」「車検費用」だけでなく、任意保険の見積もりも事前に取っておくと、5年間の総支出をより正確に見積もれます。
| 比較軸 | リセールに強い車種の傾向 | リセールに弱い車種の傾向 |
|---|---|---|
| 任意保険の型式別料率 | 比較的低めのクラスが多い | スポーツ系は高めのクラスもある |
| 自動車税(排気量) | 実用車は中〜低排気量が中心 | 大型車は排気量が大きく税額も高め |
| 燃費(維持費への影響) | HVを中心に良好 | 非HV大型車は相対的に燃費が劣る傾向 |
つまり、「買う時の値段」だけでなく「保有中の維持費」「売る時の残価」の3点をセットで比較することが、車選びで損をしないための基本姿勢だと、20年かけてようやく体に染み込みました。
「20代の失敗」を活かして欲しい人へ
僕の失敗が役に立つのは、こんな方です。
- これから初めて車を買おうとしている20代
- 結婚を機に「2台目」を検討している30代
- リセールという言葉を聞いたことがあっても、自分の家計に紐づけて考えたことがない人
- ディーラー営業マンを信頼しすぎている人
- 「車は買うだけで終わり」と思っている人
僕の200万円の失敗を、読者の方が同じ間違いをしないための授業料として使っていただければ幸いです。
カーネクスト:リセール極低車の最後の手段
ちなみに、僕の20代の失敗車(3ナンバー大型クーペ)は、当時ディーラー下取り62万円でしたが、今思えばカーネクストのような廃車・不動車・低リセール車専門の買取サービスを使えば、もう少し違う結末だったかもしれません。
- 廃車・低査定車・不動車専門
- 古い旧車・特殊条件の車でも0円ではなくプラス査定になる可能性
- 「他社で値段がつかなかった車」の最後の砦
→ リセール意識の前に既に低リセール車を買ってしまった人こそ、まずカーネクストの査定を取ってからディーラー下取りと比較してください。
売却で損をしないための実践チェックリスト
先輩大家に教わった内容を、20年かけて自分なりの手順に落とし込みました。次に車を売る予定がある方は、以下の順番で進めてみてください。
ステップ1:売却の半年〜3ヶ月前に相場を確認する
いきなり査定に出すのではなく、まず中古車情報サイトで同年式・同グレードの相場を調べておきます。相場観がないまま査定を受けると、買取店の提示額が妥当かどうか判断できません。
ステップ2:一括査定で複数社を競合させる
1社だけの査定額を信じるのは危険です。複数の買取店に同時に査定依頼を出し、金額を競合させることで、相場の上限に近い価格を引き出せます。僕の実感では、1社だけの査定と一括査定の最高額とでは、30万円以上の差が出ることも珍しくありません。
ステップ3:車内・車外を清掃し、書類を揃える
査定当日の印象は意外と査定額に影響します。洗車・車内清掃に加え、車検証・自賠責保険証明書・点検整備記録簿などの書類を揃えておくと、査定がスムーズに進みます。
ステップ4:下取りと買取を必ず両方比較する
ディーラーの下取りは「新車値引きとのセット」で提示されることが多く、下取り額単体では相場より低くなりがちです。買取専門店の査定額と必ず突き合わせてから決めましょう。
ステップ5:モデルチェンジの前に動く
フルモデルチェンジの発表直後は、旧モデルの中古相場が一段階下がる傾向があります。売却を検討しているなら、モデルチェンジの噂が出た時点で動き出すのが得策です。
よくある質問(FAQ)
Q1. もう低リセール車を買ってしまった。今からできる対策は?
A. 1) すぐに一括査定(MOTA等)で現在の市場価格を把握
2) 5年経過前に売却
3) 次回はリセール上位車種を選ぶ
Q2. リセール意識すると、好きな車に乗れない?
A. トヨタHV上位グレードでも十分カッコいい車は多数。
ノア・ヴォクシー・ハリアー・ヤリスクロス・RAV4・ランクル──選択肢は豊富です。
Q3. 中古車でリセール意識する意味は?
A. 大いにあります。
3年落ち中古でも、その後5年保有して売る時のリセールが、車種で2〜3倍違います。
Q4. ディーラーで「リセール高い」と言われる車は本当?
A. ディーラーは自社車種のメリットを強調しがち。
第三者サイト(カーセンサー・グーネット・ナビクル)の中古市場価格で必ず裏取り。
Q5. リセール意識と「好み」は両立できる?
A. 100%好み完全一致は無理ですが、「90%好み × リセール高い車種」は必ず見つかる。
完全な妥協ではなく「賢い選択肢」として捉える視点を。
よくある質問(追加編)
Q6. 残価設定ローンで買ってしまった。今から通常ローンに切り替えられる?
A. 契約内容によりますが、途中で一括返済して所有権を移すことができるケースもあります。まずは契約書の「残価精算」「途中解約」の条項を確認し、ディーラーまたは信販会社に問い合わせるのが確実です。
Q7. 走行距離が多い車でも、リセールを意識する意味はある?
A. あります。同じ年式・グレードでも、走行距離が少ないほど査定は有利になりますが、それ以上に「車種そのものの人気」「色」「燃費性能」の影響が大きいため、走行距離が多めでも人気車種を選んでいれば、極端な安値にはなりにくいです。
Q8. 一括査定サービスに申し込むと、営業電話がたくさん来るのでは?
A. 複数社から連絡が来ることは事実です。対策として、査定希望日時をあらかじめ絞って伝える、電話よりメール連絡を希望する、といった申し込み時の指定で連絡数をある程度コントロールできます。
Q9. 一括査定と個別の買取専門店、どちらを優先すべき?
A. 順番としては、まず一括査定で相場の上限を把握し、その最高額を提示した1〜2社に絞って個別交渉するのが効率的です。一括査定だけで即決せず、提示された最高額を持って別の買取専門店に「この金額を超えられるか」と相談してみると、さらに数万円上乗せされることもあります。競合させる姿勢を最後まで崩さないことがポイントです。
20代の200万円が教えてくれたこと
あらためて振り返ると、20代の僕が失った約200万円は、単なる「失敗」ではなく、その後20年間の車選びすべてに効いてくる投資だったと感じています。1台あたり100万円前後の差が、5台分積み重なれば、生涯で数百万円規模の差になります。
もしあなたが今、車選びの入り口に立っているなら、あるいは既に低リセール車を買ってしまって後悔しているなら、僕の20代の失敗を、遠回りせずに済むための材料として使ってください。数字で見れば、リセール意識は難しい話ではなく、「買う前に、売る時のことを一度だけ考える」という、それだけのことです。
まとめ ─ 「最初の1台こそ、人生の自動車設計の出発点」
| 20代の僕の選択 | 20年後の僕の選択 |
|---|---|
| カタログ写真の見栄え | リセール率データ |
| 営業マンの口車 | 第三者中古市場価格 |
| 友達との見栄え比較 | 家計への影響額 |
| 月額しか見ない | 総額×残価で判断 |
| ディーラー下取り | 一括査定 |
最初の1台で200万円を失った僕は、その後の20年で「リセール意識」という資産を手に入れました。
これから初めて車を買う方は、僕の20代の失敗を「他山の石」として活かしてください。
そして、既にリセール無視で買ってしまった方は、今すぐ一括査定で現状把握 → 5年経過前に売却 → 次回からはリセール上位車種を、というルートに切り替えるだけで、生涯コストは大きく変わります。
「車選びは、人生の経済設計の縮図」──
これが、4児パパが20年かけて辿り着いた結論です。
▼ シリーズ記事
– 自動車リセールバリュー完全比較ランキング
– 車の買い方・売り方 完全比較
– 車検費用 完全比較
– 【例外編】リセール低い車を高く乗る裏技5パターン
– 自動車所有コスト構造分析
– 【総まとめ】自動車コスト最小化の結論
– 【廃車体験】格安ハイブリッド中古車で15万円失った話


