こんにちは、シンパパ資産設計士です。
リアルなお金事情シリーズ第5回です。前回は5年間の支出の変化を振り返りました。今回は、僕が実際に加入している保険の内容を、すべて公開します。保険は家計の中でも判断が難しい分野ですが、実際にどんな保険に、いくら払っているのかを具体的に見ていただくことで、参考にしていただければと思います。
- 現在加入している保険は、この3つだけ
- なぜ、この3つ以外に入っていないのか
- 学資保険に入らなかった理由
- 保険を絞り込んだことで浮いた金額
- 自動車保険・火災保険は「手厚く」を意識
- 保険の証券は、まとめて1か所に保管している
- 過去に加入していた、今はやめた保険
- 保険料3万円という金額を、どう評価しているか
- 保険の見直しで、実際に浮いた金額
- 掛け捨ての生命保険を選んだ理由
- 保険の保障額は、どう決めたか
- 保険を見直す際に相談しなかった理由
- 保険を公開して、伝えたかったこと
- 保険を見直す前に、まず資産全体を棚卸しした
- 保険料3万円は、今後どう変化する見込みか
- 保険の内容を、年に一度見直している
- 保険の見直しにかかった、実際の作業時間
- 保険と投資、それぞれの役割を混同しないようにしている
- 保険を絞り込んだことへの、周囲の反応
- 今後、保険を追加する可能性はあるか
- 保険という分野を公開して、感じた責任の重さ
- 保険を絞り込む判断に、どれだけの時間をかけたか
- 保険の見直しを検討している方への、最初の一歩
- 保険を絞り込む決断は、家族構成の変化がきっかけだった
- 保険料を投資に回すことの、複利的な効果
- 保険についての発信、今後の展望
- 保険というテーマを、シリーズの中盤に据えた理由
- 保険の記事を書き終えて、改めて感じた納得感
- 保険を通して見えた、家計全体のつながり
- 保険の見直しは、慎重に進めることをおすすめします
- まとめ
- よくある質問(FAQ)
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現在加入している保険は、この3つだけ
| 保険種類 | 保障内容 | 月額保険料の目安 |
|---|---|---|
| 掛け捨ての生命保険 | 死亡保障(子どもが独立するまでの期間限定) | 約1万円 |
| 自動車保険(任意保険) | 対人・対物賠償は無制限 | 約1万円 |
| 火災保険 | 住宅本体・家財、水災補償含む | 約1万円 |
学資保険、医療保険、貯蓄型の保険には、現在一切加入していません。合計の月額保険料は約3万円で、これは家計全体の支出の中でも、かなり絞り込んだ水準だと思っています。
なぜ、この3つ以外に入っていないのか
保険を選ぶ際に大切にしている原則は、「低確率・大損失にだけ備える」という考え方です。自分が死亡した場合の家族の生活破綻、事故での高額賠償、火災による住居喪失——これらは発生確率は低いものの、起きたときの損失があまりに大きいため、保険で備える価値があります。一方、医療費や短期の入院費用は、貯蓄で十分対応できる範囲だと判断し、医療保険には加入していません。
学資保険に入らなかった理由
学資保険は、返戻率が年利換算で0.2〜0.5%程度が相場である一方、新NISAでの投資信託積立は年5〜7%程度の期待リターンが見込めます。教育費の準備は、学資保険ではなく新NISAでの積立を中心に行うという判断をしています。この考え方は、新NISAの始め方シリーズでも詳しく解説した通りです。もちろん投資には元本割れのリスクもあるため、教育費が必要になる時期が近づくにつれて、リスクの低い資産に段階的に移していく計画です。
保険を絞り込んだことで浮いた金額
過去、貯蓄型の生命保険や医療保険にも加入していた時期があり、その頃は保険料だけで月5〜6万円かかっていました。今の3万円まで絞り込んだことで、月2〜3万円の余裕が生まれ、その分をそのまま投資に振り向けています。家計管理のやり方シリーズ第4回で紹介した通り、固定費の見直しは一度手続きをすれば効果がずっと続くため、この保険の見直しは、僕の家計改善の中でも特に効果の大きかった取り組みの一つです。
自動車保険・火災保険は「手厚く」を意識
生命保険・医療保険は絞り込んでいる一方、自動車保険の対人・対物賠償は無制限にしています。事故で高額な賠償責任を負うリスクは、まさに「低確率・大損失」の典型例だからです。火災保険も、水災補償を含めた手厚い内容にしています。保険は「安ければいい」のではなく、本当に備えるべきリスクにだけ、きちんとお金をかけるというメリハリを大切にしています。
保険の証券は、まとめて1か所に保管している
加入している3つの保険の証券は、家族カード活用術の記事でも触れた緊急連絡先リストと同じ場所に、まとめて保管しています。万が一のことがあった場合、家族や関係者がすぐに保険の内容を確認できるようにしておくことも、備えの一部だと考えています。
過去に加入していた、今はやめた保険
今の3つに絞り込む前は、医療保険や貯蓄型の学資保険にも加入していた時期がありました。保険を見直す作業を通して、それぞれの保険が本当にカバーしている損失の大きさを一つずつ確認し、貯蓄で対応できる範囲のものは解約するという判断をしていきました。この見直し作業には数週間かかりましたが、その後何年にもわたって効果が続く、価値のある投資だったと感じています。
保険料3万円という金額を、どう評価しているか
月3万円という保険料は、年間で36万円になります。決して小さな金額ではありませんが、この金額で「対人・対物無制限の賠償リスク」「火災による住居喪失リスク」「自分の死亡による家族の生活破綻リスク」という、貯蓄では到底カバーしきれない大きなリスクに備えられていると考えれば、納得のいく支出だと感じています。
保険の見直しで、実際に浮いた金額
医療保険・貯蓄型保険を解約したことで、月々の保険料は以前の5〜6万円から、今の約3万円まで下がりました。この差額の2〜3万円は、そのまま新NISAでの積立に回しています。保険料の見直しは、家計管理のやり方シリーズ第4回で紹介した固定費の見直しの中でも、特に効果の大きかった取り組みの一つです。
掛け捨ての生命保険を選んだ理由
生命保険は、貯蓄性のあるタイプではなく、あえて掛け捨てタイプを選んでいます。貯蓄性のある保険は保険料が割高になる傾向があり、その分を新NISAでの積立投資に回したほうが、長期的には有利だと判断しているためです。保険はあくまで「万が一のリスクに備える」ためのものとして割り切り、資産形成の役割は投資に任せるという、明確な役割分担をしています。
保険の保障額は、どう決めたか
生命保険の保障額は、4人の子どもが独立するまでに必要な生活費・教育費の総額から、すでに確保している資産を差し引いた金額を目安に設定しています。ライフプランの作り方シリーズで紹介した教育費の試算と、貯金・資産形成の始め方シリーズで紹介した資産の把握を組み合わせることで、過不足のない保障額を算出しました。
保険を見直す際に相談しなかった理由
保険の見直しにあたって、保険会社や保険ショップの窓口には相談しませんでした。相談すると、たいてい別の保険を勧められて終わるという話をよく聞くためです。何が自分に必要な保障なのかを、まず自分の頭で整理してから判断するという姿勢を、保険の見直しでも徹底しました。
保険を公開して、伝えたかったこと
保険の内容は、家庭ごとの状況や価値観によって最適解が異なる、非常に個別性の高いテーマです。今回の公開はあくまで一つの実例に過ぎませんが、「低確率・大損失にだけ備える」という原則を実際にどう適用しているかの参考として、役立てていただければと思います。
保険を見直す前に、まず資産全体を棚卸しした
保険の見直しに着手する前に、まず家計全体の資産・負債を棚卸しし、万が一の際にどれだけの資金が確保できているかを整理しました。この棚卸しがあったからこそ、必要な保障額を感覚ではなく数字で判断できるようになりました。保険の見直しは、資産全体を把握することとセットで行うことをおすすめします。
保険料3万円は、今後どう変化する見込みか
生命保険は子どもが独立するまでの期間限定で設計しているため、子どもたちの成長とともに、将来的には保障額・保険料ともに縮小していく見込みです。自動車保険・火災保険は当面変わらない見込みですが、保険料全体としては、長期的には緩やかに下がっていく想定をしています。
保険の内容を、年に一度見直している
一度決めた保険内容も、家族構成やライフステージの変化に応じて、年に一度は見直すタイミングを設けています。保障額が過剰になっていないか、逆に不足していないかを確認する、このシンプルな習慣が、無駄なく必要な保障を維持することにつながっています。
保険の見直しにかかった、実際の作業時間
保険を今の3つに絞り込むまでには、既契約の内容確認、代替となる保障の検討、解約手続きまで含めて、トータルで数週間かかりました。平日の隙間時間を使って少しずつ進めたため、まとまった時間は取れなくても着実に前進できました。急いで結論を出すより、腰を据えて取り組むべきテーマだと感じています。
保険と投資、それぞれの役割を混同しないようにしている
保険は万が一のリスクに備えるためのもの、投資は資産を育てるためのものと、役割をはっきり分けて考えるようにしています。この2つの役割を混同した貯蓄型保険は、どちらの機能も中途半端になりがちだというのが、これまでの経験から得た実感です。
保険を絞り込んだことへの、周囲の反応
医療保険を解約したと話すと、心配される方もいます。しかし、生活防衛資金と高額療養費制度の存在を説明すると、多くの方が納得してくださいます。保険への向き合い方は情報の非対称性が大きい分野だと感じており、この記事のように具体的な考え方を公開する意味があると思っています。
今後、保険を追加する可能性はあるか
現時点では3つの保険で十分だと考えていますが、事業の状況や資産状況が大きく変化すれば、就業不能保険のような別の選択肢を検討する可能性はあります。保険は一度決めたら終わりではなく、状況に応じて柔軟に見直していくものだと捉えています。
保険という分野を公開して、感じた責任の重さ
保険は判断を誤ると家族の生活に直接影響する分野であり、公開するにあたっては、あくまで一つの考え方として受け止めていただけるよう、慎重に言葉を選びました。次回は、より生活に密着した「子ども関連の固定費」について公開していきます。
保険を絞り込む判断に、どれだけの時間をかけたか
保険の見直しは金額の大きさゆえに、拙速に決めるべきではないと考え、複数回に分けて検討を重ねました。一度決めた後も、数か月は様子を見て、本当にこれで問題ないかを確認してから、最終的な解約手続きに踏み切りました。
保険の見直しを検討している方への、最初の一歩
保険の見直しを検討する際は、まず今加入している保険の証券を全て集め、それぞれがどんなリスクをカバーしているのかを一覧化することから始めることをおすすめします。この棚卸しだけでも、見えていなかった重複や不足に気づくきっかけになります。
保険を絞り込む決断は、家族構成の変化がきっかけだった
シングルファザーになったタイミングで、家族構成が大きく変わり、それまでの保険の前提条件そのものが合わなくなりました。この節目で保険を根本から見直したことが、結果的に今の3つのシンプルな構成にたどり着くきっかけになりました。ライフスタイルの大きな変化は、保険を見直す絶好のタイミングだと感じています。
保険料を投資に回すことの、複利的な効果
保険の見直しで浮いた月2〜3万円を、そのまま貯蓄せずに新NISAでの積立に回していることには、複利の効果を最大限に活用したいという狙いがあります。保険料の見直しは一度きりの効果に見えて、実は長期投資に回すことで、何十年にもわたって効果が積み重なっていく性質を持っています。
保険についての発信、今後の展望
保険というテーマは判断基準が分かりにくく、営業を受けるまま加入してしまうケースも少なくないと感じています。今後も、具体的な考え方や実例を発信することで、読んでくださる方が自分自身の頭で判断できる材料を、少しずつ増やしていきたいと考えています。
保険というテーマを、シリーズの中盤に据えた理由
収支・教育費・生活費と、支出の大枠を公開してきた流れの中で、保険というリスク管理のテーマをあえて中盤に置きました。日々の支出だけでなく、万が一への備えも含めて家計を捉えることの大切さを、シリーズ全体の構成を通してお伝えしたいと考えています。
保険の記事を書き終えて、改めて感じた納得感
保険という判断の難しいテーマを、自分なりの原則に基づいて言語化できたことで、これまでの判断に対する納得感がより強まりました。次回は、子ども関連の固定費について、さらに具体的な内訳を公開していきます。
保険を通して見えた、家計全体のつながり
保険の見直しは、単独の判断ではなく、生活防衛資金の水準や投資への配分といった、家計全体の設計と密接につながっています。一つの項目だけを見直すのではなく、全体のバランスの中で考えることの大切さを、この保険の見直しを通して改めて実感しました。
保険の見直しは、慎重に進めることをおすすめします
今回公開した内容は、あくまで僕自身の状況・価値観に基づいた選択です。家族構成、資産状況、リスクへの考え方は人それぞれ異なるため、そのまま真似ることはおすすめしません。既契約の解約タイミングによっては損をすることもあるため、保険の見直しを検討する際は、自分の状況を丁寧に整理した上で、慎重に進めてください。
まとめ
- 加入しているのは掛け捨ての生命保険・自動車保険・火災保険の3つのみ
- 低確率・大損失にだけ備えるという原則で保険を絞り込んでいる
- 学資保険には加入せず、教育費は新NISAでの積立を中心に準備している
- 保険を絞り込んだことで浮いた月2〜3万円を、そのまま投資に回している
次回は、4人の子どもにかかる固定費について、内訳をすべて公開します。
よくある質問(FAQ)
Q1. 医療保険がなくて、本当に不安はありませんか?
生活防衛資金を十分に確保しているため、通常の医療費であれば貯蓄で対応できると考えています。高額療養費制度もあるため、極端に大きな負担にはなりにくい仕組みがあります。
Q2. 保険の見直しは、いつ行うのがおすすめですか?
結婚・出産・独立といった大きなライフイベントのタイミングで見直すのが一般的です。僕自身はシングルファザーになったタイミングで、大きく見直しました。
Q3. 子ども名義の保険には加入していますか?
加入していません。教育費は保険ではなく、新NISAでの積立で準備する方針です。
Q4. 火災保険はどんな基準で選びましたか?
水災リスクや、住んでいる地域の特性を踏まえて、必要な補償を過不足なく含めることを基準に選びました。
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シンパパ資産設計士
4児を育てるシングルファーザー/個人事業主20年/投資家20年/兼業大家20年
📝 noteでも毎日発信中
投資20年の失敗談・シングルファーザーのリアルな日常・お金の本音——ブログでは書きにくいことをnoteに書いています。


