SBI証券 vs 楽天証券 徹底比較【20年投資家が両方使い倒した結論】

投資・資産運用

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  1. はじめに ─ 両方20年使ってきた僕が、ガチで比較します
  2. 結論:迷ったら楽天、本気で投資するならSBI
  3. 基本スペック比較
    1. 共通スペック
    2. 詳細比較
  4. SBI証券の強み(5つ)
    1. 強み1:米国株・海外ETFのラインナップ業界最多
    2. 強み2:三井住友カード積立で最大5.0%還元
    3. 強み3:投信マイレージで保有時にもポイント還元
    4. 強み4:IPO実績が業界最多
    5. 強み5:住信SBIネット銀行との連携で為替コスト激安
  5. 楽天証券の強み(5つ)
    1. 強み1:操作画面が圧倒的に分かりやすい
    2. 強み2:楽天経済圏との連動
    3. 強み3:日経新聞が無料で読める
    4. 強み4:投資情報・コンテンツが充実
    5. 強み5:iDeCoの運営管理手数料が無料
  6. SBI証券のデメリット(3つ)
    1. デメリット1:操作画面が複雑
    2. デメリット2:サイトのデザインが古め
    3. デメリット3:単元未満株はS株のみ
  7. 楽天証券のデメリット(3つ)
    1. デメリット1:投資信託の取扱本数がSBIより少ない
    2. デメリット2:楽天経済圏に依存しやすい
    3. デメリット3:米国株のラインナップがSBIより少ない
  8. 4児パパ・シングルファーザー視点での選択
    1. 我が家の運用:両方持ちで使い分け
    2. 1社だけ選ぶなら
  9. SBIと楽天、両方持ちのメリット
    1. メリット1:それぞれの強みをフル活用
    2. メリット2:障害時の代替
    3. メリット3:IPO当選確率UP
    4. メリット4:投資情報の幅が広がる
    5. デメリット1:管理が複雑
  10. クレカ積立の還元額シミュレーション(毎月5万円を20年間積み立てた場合)
    1. 投信マイレージとクレカ積立、両方使うとどうなるか
  11. 番外編:マネックス証券もアリ?
    1. マネックス証券の強み
    2. こんな人におすすめ
    3. 松井証券という第3の選択肢
  12. 口座開設の流れ(5分で完了)
    1. ステップ1:公式サイトから申込み
    2. ステップ2:本人確認書類のアップロード
    3. ステップ3:審査・口座開設完了
    4. ステップ4:入金してから取引開始
    5. ステップ5:NISA・iDeCo口座も同時申込み推奨
  13. クレカ積立の設定(最重要)
    1. SBI証券:三井住友カード積立
    2. 楽天証券:楽天カード積立
  14. SBI証券・楽天証券でよくある失敗例5選
    1. 失敗例1:クレカ積立の上限を超えて設定してしまう
    2. 失敗例2:NISA口座の金融機関変更手続きを誤解する
    3. 失敗例3:IPO資金を寝かせすぎて機会損失
    4. 失敗例4:ポイントの有効期限切れ
    5. 失敗例5:特定口座と一般口座を混同する
  15. 税金・確定申告まわりの実務比較
    1. 特定口座(源泉徴収あり)が基本
    2. 複数口座間の損益通算は自動化されない
    3. 繰越控除の管理も口座ごとに把握が必要
  16. セキュリティ・サポート体制の比較
  17. よくある質問(Q&A)
    1. Q1. 1社に絞ったほうが管理ラクじゃない?
    2. Q2. NISAは1人1口座だけど、変えられる?
    3. Q3. iDeCoは両方で持てる?
    4. Q4. 米国株は楽天とSBIどっち?
    5. Q5. 既に他社で口座持ってるけど、SBI/楽天に乗り換えるべき?
    6. Q6. 特定口座は「源泉徴収あり」と「なし」どちらを選ぶべき?
    7. Q7. 両方持ちだと確定申告が面倒になりませんか?
    8. Q8. ポイント経済圏はどちらがお得ですか?
    9. Q9. 新NISAの成長投資枠で買える商品に差はありますか?
    10. Q10. 楽天証券の「マネーブリッジ」とは何ですか?
  18. まとめ:今日から始める3ステップ
    1. ステップ1:自分に合う方を選ぶ
    2. ステップ2:口座開設+NISA・iDeCo同時申込み
    3. ステップ3:クレカ積立を設定して自動化
  19. おわりに
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  21. 免責事項
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    2. この記事を書いた人:シンパパ資産設計士

はじめに ─ 両方20年使ってきた僕が、ガチで比較します

「SBI証券と楽天証券、結局どっちがいいの?」

ネット証券の2大巨頭、この比較は本当に質問されます。

正直、僕は両方を20年以上使い続けています。一方に絞ろうかと何度も考えましたが、結局両方持ちが最強という結論に落ち着きました。

ただ、「最初の1社をどっちにするか」と聞かれれば、明確な答えがあります。

この記事では、

  • 投資家20年(個別株・高配当・優待・投信・FX全部経験)
  • SBI証券・楽天証券両方を20年実運用
  • 4児を育てるシングルファーザー
  • 9桁の資産形成を達成

という立場から、忖度なしで両社を本気で比較します。


結論:迷ったら楽天、本気で投資するならSBI

最初に結論からお伝えします。

あなたの状況 おすすめ
投資完全初心者 楽天証券
楽天経済圏ユーザー 楽天証券
米国株・米国ETFを買いたい SBI証券
投資信託の選択肢が欲しい SBI証券
三井住友カード持ち SBI証券
IPO狙い SBI証券
操作画面のシンプルさ重視 楽天証券

「初心者は楽天、本格派はSBI」が大まかな住み分け。

そして、両方持ちが最強という前提も大事。


基本スペック比較

共通スペック

項目 内容
国内株式手数料 無料(一定条件下)
米国株式手数料 約定代金の0.495%(最低0ドル〜)
NISA対応 あり
iDeCo対応 あり
投資信託最低買付 100円〜
クレカ積立 あり

基本機能はほぼ横並び。差は細かい部分にある。

詳細比較

項目 SBI証券 楽天証券
投資信託本数 2,500本超 約2,500本
米国株取扱本数 6,000以上 約5,000以上
中国株 取扱あり 取扱あり
単元未満株 S株(手数料無料) かぶミニ(手数料一部あり)
クレカ積立還元 三井住友カード(最大5.0%) 楽天カード(最大1.0%)
ポイント Vポイント、Pontaポイント、JALマイル等 楽天ポイント
IPO実績 業界最多 やや少ない
口座開設者数 業界最多(1,200万口座超) 約1,000万口座

SBI証券の強み(5つ)

強み1:米国株・海外ETFのラインナップ業界最多

VYM・HDV・SPYD・VTI・VOO等の主要ETFはもちろん、マイナーな個別米国株まで幅広くカバー。

特に新興国株式ETFを狙う場合は、SBIが圧倒的に強い。

強み2:三井住友カード積立で最大5.0%還元

三井住友カードプラチナプリファード(年会費33,000円)で月5万円積立すれば年間3万円のポイント還元

他のクレカ積立と比較しても、ポイント還元率は業界トップクラス

詳しくは個人事業主&ひとり親が本気で選ぶクレカ5枚

強み3:投信マイレージで保有時にもポイント還元

NISAでもポイントが貯まる「投信マイレージ」

投資信託 還元率(年)
eMAXIS Slim 全世界株式 0.0175%
eMAXIS Slim 米国株式 S&P500 0.0175%
その他 商品により

積立額が大きくなるほど、保有しているだけでポイントが貯まるメリット大。

強み4:IPO実績が業界最多

新規公開株(IPO)の取扱件数が圧倒的。

「IPOを狙いたい」ならSBIは必須口座

強み5:住信SBIネット銀行との連携で為替コスト激安

米ドル両替コストが業界最安級(1ドルあたり数銭)。

米国株を買うならSBI×住信SBIネット銀行のセットが最強。


楽天証券の強み(5つ)

強み1:操作画面が圧倒的に分かりやすい

楽天証券の最大の強みは、初心者でも迷わない設計

SBI証券は機能が多すぎて初心者には情報過多になりがちですが、楽天は「何をすべきか直感的に分かる」画面になっている。

強み2:楽天経済圏との連動

連動 効果
楽天市場でのSPU 楽天証券口座保有でポイント倍率UP
楽天カード積立 月5万円まで0.5〜1.0%還元
楽天キャッシュ積立 0.5%還元(楽天カード経由)
楽天銀行マネーブリッジ 普通預金金利UP

楽天市場ヘビーユーザーは、楽天証券との連動でポイント還元が圧倒的に有利になる。

強み3:日経新聞が無料で読める

楽天証券の口座保有者は、日経テレコン(楽天証券版)で日経新聞が無料で読める

これだけで月4,000円超の価値。ヘビーな投資情報源として優秀。

強み4:投資情報・コンテンツが充実

  • 「トウシル」(投資情報メディア)
  • 「マーケットスピード」(チャート分析ツール)
  • セミナー・YouTube配信

無料コンテンツが豊富で、初心者の学びの場として最適。

強み5:iDeCoの運営管理手数料が無料

楽天証券のiDeCoは運営管理手数料が無料

ただし、これはSBIも同じなので差別化要素ではないが、選択肢として平等


SBI証券のデメリット(3つ)

デメリット1:操作画面が複雑

機能が多すぎて、初心者は迷子になりがち

「ログイン直後にどこを見ればいいか分からない」と感じる人が多い。

デメリット2:サイトのデザインが古め

楽天証券に比べて、画面デザインがやや古い印象。

ただし、機能性重視の方にはむしろ好印象とも言える。

デメリット3:単元未満株はS株のみ

楽天の「かぶミニ」と比較すると、取扱銘柄や買付タイミングの柔軟性で若干劣る。


楽天証券のデメリット(3つ)

デメリット1:投資信託の取扱本数がSBIより少ない

ほぼ同等だが、マイナーな投資信託だとSBIにしかないケースがある。

デメリット2:楽天経済圏に依存しやすい

楽天市場・楽天モバイル・楽天カードを使わない人は、ポイント還元のメリットが薄い

デメリット3:米国株のラインナップがSBIより少ない

主要ETFはあるが、個別米国株のマイナー銘柄ではSBIに劣る。


4児パパ・シングルファーザー視点での選択

我が家の運用:両方持ちで使い分け

僕は両方を20年以上使い続けています。

用途 使う口座
投信積立(メイン) SBI証券(三井住友カード積立で還元最大化)
米国株・ETF SBI証券(取扱多・住信SBIで為替コスト最安)
iDeCo SBI証券
楽天市場連動 楽天証券(楽天カード積立+SPU)
国内株個別売買 楽天証券(操作しやすい)
日経新聞読みたい時 楽天証券(無料閲覧)

両方持つことで、それぞれの強みをフル活用

1社だけ選ぶなら

状況 推奨
楽天経済圏住み 楽天証券
投資完全初心者 楽天証券
三井住友カード持ち SBI証券
米国株・ETF重視 SBI証券
IPOやりたい SBI証券

SBIと楽天、両方持ちのメリット

メリット1:それぞれの強みをフル活用

クレカ積立:両方やれば月10万円分の積立で還元最大化(SBI5万円+楽天5万円)。

メリット2:障害時の代替

過去にどちらの証券会社もシステム障害でログインできない事例あり。

両方持ちなら片方が使えない時の代替になる。

メリット3:IPO当選確率UP

両方からIPO応募すれば、当選確率が単純に2倍

メリット4:投資情報の幅が広がる

楽天は日経新聞、SBIは独自レポート。両方使えば情報源が2倍

デメリット1:管理が複雑

口座管理が増える分、確定申告・履歴管理が複雑化する。

→ ただし、これは慣れれば解決できる程度。


クレカ積立の還元額シミュレーション(毎月5万円を20年間積み立てた場合)

「還元率0.5%と5.0%、実際どれくらい差がつくのか」を具体的な数字で確認しておきます。あくまで一般的な試算であり、各社の還元率・条件は今後変更される可能性がある前提で見てください。

還元率 年間積立額 年間還元額 20年累計還元額(単純計算)
0.5% 60万円 3,000円 約6万円
1.0% 60万円 6,000円 約12万円
5.0% 60万円 3万円 約60万円

単純計算でも、還元率0.5%と5.0%では20年間で約54万円の差になります。ただし5.0%還元を受けるには年会費のかかる上位カードランクの維持や、一定の年間利用額の条件を満たす必要があるケースが多く、年会費と還元額を差し引きした「実質還元額」で比較するのが重要です。

例えば年会費33,000円のカードで5.0%還元を受ける場合、月5万円積立(年間還元3万円)だけでは年会費を還元額が下回ってしまいます。他の決済もそのカードに寄せて年間利用額を積み増すことで、初めて年会費以上のメリットが出る設計になっている点は見落とされがちです。逆に、年会費無料のカードで還元率0.5〜1.0%を淡々と受け取るほうが、トータルでは得になる人も少なくありません。「還元率の数字の大きさ」だけで選ばず、自分の年間カード利用総額と年会費を天秤にかけて判断するのが失敗しないコツです。

投信マイレージとクレカ積立、両方使うとどうなるか

SBI証券の場合、クレカ積立のポイント還元と、保有残高に応じた投信マイレージは別枠で併用可能です。積立額が積み上がるほど、保有ポイントも複利的に効いてくるため、長期になるほど「保有しているだけの還元」の存在感が増していきます。20年という時間軸で考えると、積立時の還元よりも保有中の還元(信託報酬の一部還元やマイレージ)の方が最終的な受取総額では大きくなるケースも珍しくありません。目先のクレカ還元率の高さだけでなく、保有コスト(信託報酬)と保有還元のバランスも合わせてチェックしておくと、長期的な手取りリターンの差につながります。


番外編:マネックス証券もアリ?

第3の選択肢としてマネックス証券にも触れておきます。

マネックス証券の強み

  • 米国株情報ツール「銘柄スカウター」が業界最強
  • マネックスカード積立で1.1%還元
  • 投資情報の質が高い

こんな人におすすめ

  • 米国個別株を本気で運用したい
  • 銘柄分析ツールを重視

僕も米国個別株分析時にマネックスのスカウターを使っています。3社持ちが究極かもしれません。

詳しくは20年運用の高配当株ポートフォリオ公開

松井証券という第3の選択肢

知名度こそSBI・楽天に一歩譲りますが、創業100年を超える老舗として株式・投資信託・FXまで幅広く扱う松井証券も候補に入ります。一日の約定代金合計に応じた手数料体系や、iDeCoの運営管理手数料無料など、コスト面で独自の強みがあります。SBI・楽天とは違う切り口で比較したい方は、公式サイトも一度チェックしてみてください。→ 松井証券の公式サイトを見てみる


口座開設の流れ(5分で完了)

ステップ1:公式サイトから申込み

ステップ2:本人確認書類のアップロード

  • マイナンバーカード
  • 運転免許証+通知カード

ステップ3:審査・口座開設完了

数日〜1週間で口座開設完了。

ステップ4:入金してから取引開始

銀行振込 or 即時入金で資金を投入。

ステップ5:NISA・iDeCo口座も同時申込み推奨

最初に申し込んでおけば、後から手続きする手間が省ける


クレカ積立の設定(最重要)

SBI証券:三井住友カード積立

項目 内容
上限 月5万円
還元率 カードランクで0.5〜5.0%

→ 三井住友ゴールドNL(年100万修行で年会費永年無料)がコスパ最強

楽天証券:楽天カード積立

項目 内容
上限 月5万円(楽天カード)/月5万円(楽天キャッシュ)
還元率 0.5〜1.0%

→ 楽天カード×楽天キャッシュで月10万円分積立可能

詳しくは個人事業主&ひとり親が本気で選ぶクレカ5枚


SBI証券・楽天証券でよくある失敗例5選

失敗例1:クレカ積立の上限を超えて設定してしまう

月5万円が上限のところを、複数の投資信託に分散して合計6万円分の積立設定をしてしまい、超過分がクレカ決済ではなく証券口座からの現金引き落としに切り替わっていたことに気づかないケース。ポイント還元の対象外になっているのに気づかないまま数年経過していた、という相談は実際によくあります。積立設定後は、「決済方法」欄が意図通りクレカになっているかを必ず確認しておきましょう。

失敗例2:NISA口座の金融機関変更手続きを誤解する

「今年もう買付したから今年中に変更できないはず」と思い込み、実際には変更可能な時期だったのに手続きを逃してしまうケース。NISA口座の金融機関変更はその年に一度も買付をしていなければ当年分から変更可能、既に買付済みなら翌年分からの変更、というルールを正確に押さえておく必要があります。

失敗例3:IPO資金を寝かせすぎて機会損失

IPO抽選のためにまとまった資金を証券口座に置いたまま、当選しない状態が続いているのに資金を動かさず、本来投資信託や高配当株に回せたはずの期間の運用機会を逃すケース。IPO狙いの資金は「余剰資金の一部」に限定し、当選しない期間が続くようなら定期的に積立や個別株に振り替えるルールを自分で決めておくと機会損失を避けやすくなります。

失敗例4:ポイントの有効期限切れ

投信マイレージやクレカ積立のポイントを、証券口座内のポイントに交換しないまま有効期限を迎えて失効させてしまうケース。特に複数の証券会社・カードを併用していると、どのポイントがいつ失効するか管理しきれなくなるのが典型的な失敗パターンです。ポイントは貯めたら早めに投資信託の買付や現金化に充当し、残高を寝かせすぎないことが大切です。

失敗例5:特定口座と一般口座を混同する

複数の証券会社で口座開設する際、片方は「特定口座(源泉徴収あり)」、もう片方はデフォルト設定のまま「一般口座」になっていることに気づかず、確定申告のタイミングで慌てるケース。口座開設時にはすべての証券会社で口座種別を統一しておくと、後々の事務作業がシンプルになります。


税金・確定申告まわりの実務比較

特定口座(源泉徴収あり)が基本

SBI証券・楽天証券とも、口座開設時に「特定口座(源泉徴収あり)」を選んでおけば、売却益にかかる税金は証券会社が自動で源泉徴収・納税してくれるため、給与所得者であれば原則として確定申告は不要です。個人事業主として事業所得の確定申告を毎年行っている人でも、特定口座内の株式・投資信託の売却益は申告不要制度を使える点は覚えておいて損はありません。

複数口座間の損益通算は自動化されない

SBI証券と楽天証券のように異なる証券会社の口座をまたいだ損益通算は、証券会社側では自動処理されません。例えばSBI証券で利益、楽天証券で損失が出た年は、両社が発行する年間取引報告書をもとに自分で確定申告をして損益通算する必要があります。両方持ちのメリットは大きい一方で、この「申告の手間」は増える点をあらかじめ理解しておくと、確定申告シーズンに慌てずに済みます。

繰越控除の管理も口座ごとに把握が必要

その年に損失が出た場合、確定申告をすれば翌年以降3年間、利益と相殺できる「繰越控除」が使えます。複数口座を持っていると、どの口座のどの年の損失をいつまで繰り越しているかが分かりにくくなりがちです。年間取引報告書は証券会社ごとに必ず保存し、確定申告書の控えと合わせて最低5年程度は保管しておくことをおすすめします。


セキュリティ・サポート体制の比較

項目 SBI証券 楽天証券
2段階認証 対応 対応
スマホアプリ 機能豊富だが情報量多め シンプルで直感的
コールセンター 平日中心・混雑時は繋がりにくい 平日中心・チャットサポートあり
不正ログイン対策 ログイン通知メール・デバイス認証 ログイン通知メール・デバイス認証

どちらもネット証券最大手として基本的なセキュリティ水準は高いですが、20年使ってきた実感として、大きな相場変動やシステムメンテナンス直後は両社ともコールセンターが混雑しやすい傾向があります。緊急時に電話が繋がらないケースを想定し、アプリやWebサイトで自己完結できる操作(入出金・注文変更・パスワードリセット)は事前に一度練習しておくと、いざという時に慌てずに済みます。


よくある質問(Q&A)

Q1. 1社に絞ったほうが管理ラクじゃない?

確かにその通り。初心者は1社から始めるべき

慣れてきたら両方持ちに移行するのが現実的。

Q2. NISAは1人1口座だけど、変えられる?

NISA口座は年内1回まで金融機関の変更可能

ただし、その年に既に買付している場合は翌年から変更。

Q3. iDeCoは両方で持てる?

iDeCoは1人1口座しか持てない。

iDeCo口座は手数料・商品ラインナップを慎重に比較してから選ぶ。

Q4. 米国株は楽天とSBIどっち?

手数料はほぼ同じ。違うのは:

  • 銘柄数:SBI > 楽天
  • 為替コスト:SBI×住信SBIが最安

米国株メインならSBI

Q5. 既に他社で口座持ってるけど、SBI/楽天に乗り換えるべき?

ネット証券で既に持っているなら、乗り換えるメリットは小さい

NISA口座の手数料・クレカ積立還元で大差がある場合のみ検討。

Q6. 特定口座は「源泉徴収あり」と「なし」どちらを選ぶべき?

個人事業主として日々確定申告に慣れている人でも、株式・投資信託の売却益は「源泉徴収あり」を選んでおくのが無難です。申告不要制度が使えるため事務負担が減り、扶養や国民健康保険料の算定にも影響しにくくなります。あえて「なし」を選ぶのは、その年の他の所得と損益通算した方が有利になる特殊なケースに限られます。

Q7. 両方持ちだと確定申告が面倒になりませんか?

「特定口座(源泉徴収あり)」のみで運用している限り、基本的な確定申告は不要です。ただし、複数口座間で損益通算をしたい年や、繰越控除を使いたい年は申告が必要になります。年間取引報告書をダウンロードして保管しておく習慣さえつけておけば、実務負担はそこまで大きくありません。

Q8. ポイント経済圏はどちらがお得ですか?

これはすでにどちらの経済圏で生活しているかで決まります。楽天市場・楽天モバイル・楽天カードなど楽天のサービスを日常的に使っているなら楽天証券との連動メリットが大きく、Vポイントやポンタポイント、あるいは特定のクレジットカードを軸に生活しているならSBI証券側のポイント設計の方が合っています。「どちらのポイントがお得か」ではなく「自分の生活動線にどちらが乗っているか」で判断するのが失敗しないコツです。

Q9. 新NISAの成長投資枠で買える商品に差はありますか?

投資信託・国内株式・海外ETFなど主要な商品カテゴリはほぼ横並びですが、個別の海外ETFや一部のマイナー投資信託では取扱いに差がある場合があります。特定の商品を目当てにしている場合は、口座開設前に各社の商品検索ページで取扱いの有無を確認しておくと安心です。

Q10. 楽天証券の「マネーブリッジ」とは何ですか?

楽天銀行の口座と楽天証券口座を連携させる仕組みで、普通預金の金利が優遇されるのが主なメリットです。証券口座の買付余力と銀行口座の資金を自動で連動させられるため、入出金の手間を減らしたい人には便利な機能です。SBI証券にも住信SBIネット銀行との同様の連携(SBIハイブリッド預金)があり、機能としては両社ともほぼ同水準です。


まとめ:今日から始める3ステップ

ステップ1:自分に合う方を選ぶ

  • 楽天経済圏住み or 初心者 → 楽天証券
  • 三井住友カード or 米国株重視 → SBI証券
  • 迷ったら両方

ステップ2:口座開設+NISA・iDeCo同時申込み

5分で完了。後回しにすると忘れるので今日中に

ステップ3:クレカ積立を設定して自動化

  • 楽天 → 楽天カード積立 月5万円
  • SBI → 三井住友カード積立 月5万円

これで毎月10万円の積立が自動化+ポイント還元。


おわりに

SBI証券と楽天証券は、現代日本人の資産形成に欠かせない2大プラットフォームです。

どちらを選んでも、正しく使えば必ず資産が増えます

「迷う時間がもったいない」と感じている方は、今日中にどちらかを開設してください。

慣れてきたら両方持ちに移行する。これが20年投資家としての結論です。


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免責事項

本記事は運営者個人の見解と経験に基づくものです。
記載のサービス・手数料・還元率は変更される可能性があります。最新情報は必ず各証券会社の公式サイトをご確認ください。
投資には元本割れのリスクがあります。投資判断はご自身の責任で行ってください。


シンパパ資産設計士
4児を育てるシングルファーザー/個人事業主20年/投資家20年/兼業大家20年



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この記事を書いた人:シンパパ資産設計士

シングルファーザー × 個人事業主 × 20年投資家。4人の子どもを育てながら、資産運用・節税・保険・不動産を自分で実践中。「等身大の失敗談」と「リアルな数字」を武器に、シンパパの家計設計を発信しています。

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