freee vs マネーフォワード徹底比較【20年個人事業主が両方使った結論】

税金・確定申告

  1. はじめに ─ 両方使ってきた個人事業主20年が比較します
  2. 結論:使う人の経理レベルで決まる
  3. まずは大前提|会計ソフトを使うべき3つの理由
    1. 理由1:手書き/Excelは破綻する
    2. 理由2:銀行・クレカ連携で記帳が9割自動化
    3. 理由3:青色申告65万円控除に必須
  4. freeeとマネーフォワードクラウドの基本スペック
  5. freeeの強み・弱み
    1. 強み
      1. ✅ 簿記知識ゼロでも使える
      2. ✅ レシート読み取り精度が高い
      3. ✅ サポートが手厚い
      4. ✅ 確定申告のステップが分かりやすい
    2. 弱み
      1. ❌ 簿記を知っている人には逆に使いにくい
      2. ❌ 細かい仕訳調整がしづらい
      3. ❌ 月額料金がやや高い
      4. ❌ 動作がやや重い
  6. マネーフォワードクラウドの強み・弱み
    1. 強み
      1. ✅ 複式簿記をそのまま操作できる
      2. ✅ 銀行・クレカ連携の対応数が業界最多
      3. ✅ Money Forward MEとの連動
      4. ✅ 法人プランへの移行がスムーズ
      5. ✅ 細かい仕訳調整が自由自在
    2. 弱み
      1. ❌ 簿記初心者にはハードルが高い
      2. ❌ サポートはfreeeほど親切ではない
      3. ❌ 操作画面が情報量多めで圧倒される
  7. 両方を使い分けた感想(20年個人事業主の本音)
    1. freeeを選んだ時期
    2. マネーフォワードに切り替えた理由
    3. 結論:どちらも優秀。立場で選ぶべき
  8. ケース別おすすめ判定フローチャート
    1. Q1:簿記の知識はある?
    2. Q2:副業 or 本業?
    3. Q3:法人化の予定はある?
  9. プラン選びのコツ
    1. freeeのプラン選び
    2. マネーフォワードクラウドのプラン選び
  10. 第3の選択肢:弥生会計オンライン
    1. 弥生会計オンライン
  11. 会計ソフト導入後の運用フロー
    1. ルール1:月初に前月分を必ず締める
    2. ルール2:銀行・クレカ連携は最初に全部設定
    3. ルール3:レシートはその日のうちに撮影
    4. ルール4:仕分けに迷ったら税理士or税務署に確認
    5. ルール5:年末に1度、税理士チェックを入れる
  12. 個人事業主が会計ソフトで節税する5つのコツ
    1. コツ1:青色申告65万円控除を取る
    2. コツ2:経費の漏れをなくす
    3. コツ3:iDeCo・小規模企業共済の所得控除
    4. コツ4:減価償却を活用
    5. コツ5:消費税インボイス対応
  13. まとめ:今日から始める3ステップ
    1. ステップ1:両方の無料トライアルに登録
    2. ステップ2:1週間使って合う方を本契約
    3. ステップ3:銀行・クレカを全部連携して運用開始
  14. おわりに
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  16. 免責事項

はじめに ─ 両方使ってきた個人事業主20年が比較します

「会計ソフト、freeeとマネーフォワード、結局どっちがいいの?」

これは個人事業主・フリーランスから本当によく聞かれる質問です。

正直、僕も最初は「どっちでもいいんじゃない?」と思っていました。実際に両方を5年以上使い込んでみて初めて、それぞれの本質的な違いが分かったんです。

この記事では、

  • 個人事業主20年・法人運営経験あり
  • freeeとマネーフォワードクラウド両方を実運用
  • 個人事業+不動産+株+FX+物販を確定申告した経験

という立場から、どちらをどう選ぶべきか、忖度なしで比較します。


結論:使う人の経理レベルで決まる

最初に結論からお伝えします。

あなたの状況 おすすめ
経理ほぼ初心者 freee
簿記の知識あり マネーフォワード
元経理担当・経理プロ マネーフォワード
副業レベルから始めたい freee
法人運営も視野 マネーフォワード
銀行・クレカ連携重視 どちらも◎

「会計の知識がどれだけあるか」で選択が変わります。

両方使ってきた僕の本音は、「初心者freee、上級者マネーフォワード」


まずは大前提|会計ソフトを使うべき3つの理由

会計ソフトを入れるかどうか迷っている方への前提から。

理由1:手書き/Excelは破綻する

副業レベルでも、年間100枚以上の領収書が発生します。

これをExcelで管理しようとした結果、確定申告前に泣くのは個人事業主の典型的失敗パターン。

理由2:銀行・クレカ連携で記帳が9割自動化

会計ソフトは銀行口座・クレジットカードと連携して、

  • 取引を自動取込
  • AI仕分け
  • レシートをスマホ撮影で読み取り

ここまで自動化されています。手入力は1割程度で済む時代。

理由3:青色申告65万円控除に必須

青色申告で65万円控除を受けるには、複式簿記+電子申告が必要。

会計ソフトを使えば自動で対応してくれるので、節税効果が大きい。

→ 65万円控除 = 所得税+住民税で約13万円の節税(税率20%の場合)。

会計ソフトの月額料金(年1〜2万円)は、節税効果だけで余裕でペイします。


freeeとマネーフォワードクラウドの基本スペック

項目 freee マネーフォワードクラウド
運営会社 freee株式会社(東証グロース上場) 株式会社マネーフォワード(東証プライム上場)
開始時期 2013年 2014年
個人向けプラン月額 1,180円〜(スターター) 1,408円〜(パーソナルライト)
法人向けプラン月額 2,680円〜 3,278円〜
銀行・クレカ連携 あり あり
電子帳簿保存法対応
インボイス対応
サポート チャット・電話 チャット・電話
無料トライアル 30日 1ヶ月

価格はほぼ同じ。機能の方向性が違うのが本質的な差です。


freeeの強み・弱み

強み

✅ 簿記知識ゼロでも使える

freee最大の強みは「簿記の知識なしでも入力できる設計」

「現金を使った」→「コンビニで打ち合わせ用のお茶を買った」のような自然言語的な入力で記帳できる。

複式簿記の「借方・貸方」を意識しなくていいのは、初心者には本当に大きい。

✅ レシート読み取り精度が高い

スマホでレシートを撮影するだけで、

  • 日付
  • 金額
  • 取引先
  • 仕訳科目(AI推定)

を自動入力。精度は業界トップクラス

✅ サポートが手厚い

チャットサポートが24時間365日(プランによる)。

会計の質問に対する回答も具体的で、初心者には心強い。

✅ 確定申告のステップが分かりやすい

「○○について教えてください」という質問に答えていくだけで、確定申告書が完成。

初めての確定申告でも迷わない設計。

弱み

❌ 簿記を知っている人には逆に使いにくい

「借方・貸方」で考えたい人にとっては、freeeの独自ロジックが回りくどい

ベテラン経理担当者が触ると「何でこんな入力方法なの…」となりがち。

❌ 細かい仕訳調整がしづらい

複雑な仕訳(前払い、未払い、按分等)の処理が、freeeのロジックでは表現しづらいことがある。

❌ 月額料金がやや高い

スターター1,180円〜だが、法人化や事業拡大時に上位プランへの移行が必要

❌ 動作がやや重い

データ量が増えてくると、ページ表示に時間がかかることがある。


マネーフォワードクラウドの強み・弱み

強み

✅ 複式簿記をそのまま操作できる

簿記を知っている人にとっては、マネーフォワードの方が圧倒的に使いやすい

借方・貸方を意識して入力できるので、思った通りの仕訳ができる。

✅ 銀行・クレカ連携の対応数が業界最多

連携できる金融機関の数が業界最多クラス。ほぼすべての主要銀行・クレカ・電子マネーに対応。

僕が使っている地方銀行・ネット銀行・クレカ全てが連携できました。

✅ Money Forward MEとの連動

家計簿アプリ「Money Forward ME」との連動で、家計と事業を統合管理しやすい。

✅ 法人プランへの移行がスムーズ

個人事業主から法人成りする際、データ移行がスムーズ

僕も個人→法人を経験しましたが、移行ストレスはほぼゼロでした。

✅ 細かい仕訳調整が自由自在

ベテランが触ると、思い通りの会計処理ができる。経理経験者のニーズに応える設計。

弱み

❌ 簿記初心者にはハードルが高い

「借方・貸方」「仕訳」といった概念を知らないと、最初の操作で挫折しやすい。

❌ サポートはfreeeほど親切ではない

サポートはあるが、「会計が分からない人」への配慮はfreeeに劣る

❌ 操作画面が情報量多めで圧倒される

機能が豊富な分、画面の情報量が多い。最初の学習コストはfreeeより高い


両方を使い分けた感想(20年個人事業主の本音)

僕は両方を5年以上、実運用してきました。

freeeを選んだ時期

  • 個人事業を始めた最初の数年
  • 簿記の知識がほぼゼロだった頃
  • 副業レベルで売上が小さかった頃

マネーフォワードに切り替えた理由

  • 売上・取引が増えて、複雑な仕訳が必要になった
  • 簿記の知識が身についてきた
  • 法人化を視野に入れ始めた
  • 銀行・クレカ連携の対応数が決め手

結論:どちらも優秀。立場で選ぶべき

両方使った今、はっきり言えるのは、

  • freeeは初心者の救世主
  • マネーフォワードは中・上級者の最強ツール

それぞれに明確な強みがあり、どちらが「絶対正解」ではありません。


ケース別おすすめ判定フローチャート

Q1:簿記の知識はある?

  • ない → freeeへ
  • 少しある → 次の質問へ
  • ある → マネーフォワードへ

Q2:副業 or 本業?

  • 副業(売上数十万) → freeeへ
  • 本業(売上数百万以上) → 次の質問へ

Q3:法人化の予定はある?

  • ある → マネーフォワードへ
  • ない → 自分の好みで

基本ルール:「迷ったら無料トライアルで両方触ってみる」

両方とも30日間無料なので、実際に触って自分に合う方を選ぶのが一番確実。

[freeeの無料トライアル]([ASP_freee])
[マネーフォワードクラウドの無料トライアル]([ASP_マネフォ])


プラン選びのコツ

freeeのプラン選び

プラン 月額 向いてる人
スターター 1,180円 副業・小規模事業
スタンダード 2,380円 本業・確定申告本格対応
プレミアム 4,180円 税理士連携・電話サポート重視

個人事業主は「スタンダード」が定番。スターターは機能制限が多すぎる。

マネーフォワードクラウドのプラン選び

プラン 月額 向いてる人
パーソナルミニ 1,078円 確定申告のみ・副業
パーソナル 1,408円 個人事業主の標準
パーソナルプラス 3,278円 サポート重視・複雑な事業

個人事業主は「パーソナル」が定番。月額1,408円なら年間約17,000円。


第3の選択肢:弥生会計オンライン

参考までに、もう1つの選択肢を紹介します。

弥生会計オンライン

項目 内容
運営 弥生株式会社(老舗・シェアトップ級)
月額 0円(セルフプラン1年無料)/3,000円(ベーシックプラン)
特徴 老舗の信頼感・初年度無料

初年度完全無料」のキャンペーンが強み。

ただし、

  • 銀行・クレカ連携機能はfreee/マネフォに比べやや劣る
  • スマホアプリの操作性は今ひとつ
  • AIの仕分け精度はfreeeに敵わない

「とにかく初期費用を抑えたい」「老舗の安心感重視」なら弥生。

[弥生会計オンライン]([ASP_弥生])


会計ソフト導入後の運用フロー

会計ソフトを入れただけでは意味がありません。運用ルールが大事。

ルール1:月初に前月分を必ず締める

「あとでまとめて」は絶対NG。月末締め→月初に確認の習慣化。

ルール2:銀行・クレカ連携は最初に全部設定

事業用口座・クレカは全部連携。手入力を最小化。

ルール3:レシートはその日のうちに撮影

ポケットに溜める→紛失の典型パターンを回避。

ルール4:仕分けに迷ったら税理士or税務署に確認

「自己判断で間違える」が一番リスク。素直に専門家に聞く

ルール5:年末に1度、税理士チェックを入れる

完全自力でも問題ないですが、年1回数万円で税理士チェックを入れるだけで、節税の漏れが見つかることが多い。


個人事業主が会計ソフトで節税する5つのコツ

コツ1:青色申告65万円控除を取る

複式簿記+電子申告で所得税+住民税で約13万円節税

コツ2:経費の漏れをなくす

  • 自宅作業の家賃・光熱費(按分)
  • 通信費の按分
  • 業務関連の書籍・セミナー
  • 取引先との打ち合わせ費用

会計ソフトを使うと、過去データから漏れに気づきやすい

コツ3:iDeCo・小規模企業共済の所得控除

詳しくはiDeCoとNISAの使い分け完全ガイド

コツ4:減価償却を活用

10万円超の備品(PC等)は減価償却で複数年に経費分散できる。

コツ5:消費税インボイス対応

2023年以降、インボイス制度に対応していないと取引先が困る。

両ソフトともインボイス対応済みなので、設定を確認するだけ。


まとめ:今日から始める3ステップ

ステップ1:両方の無料トライアルに登録

30日間無料で実際に触る。

[freee無料トライアル]([ASP_freee])
[マネーフォワード無料トライアル]([ASP_マネフォ])

ステップ2:1週間使って合う方を本契約

実際に触ってみると、自分に合うかすぐ分かります。

ステップ3:銀行・クレカを全部連携して運用開始

最初の設定だけで、後の経理が9割楽になる。


おわりに

会計ソフトは、個人事業主にとって「使うか使わないか」ではなく「どれを使うか」の時代です。

僕自身、会計ソフトに切り替えて確定申告のストレスが激減しました。

毎年、確定申告の時期が憂鬱だった方に、心からおすすめできるツールです。

両方とも30日無料なので、まずは試しに使ってみてください。


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税務処理に関する具体的な判断は、必ず税理士・税務署にご相談ください。


シンパパ資産設計士
4児を育てるシングルファーザー/個人事業主20年/投資家20年/兼業大家20年

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