世界から見たアメリカの本当の立ち位置|5つの覇権・アメリカから学ぶ資産形成シリーズ第8話

投資・資産運用

アメリカから学ぶ資産形成シリーズも、第8話を迎えました。前回の第7話では、大統領制という「設計」が意思決定の速さと分断を生み、それが投資にどう関わるのかを、私の20年の実感を交えてお話ししました。シリーズ全体の地図はこちらのハブ記事にまとめてありますので、流れを確認したい方は先に眺めていただくと読みやすいかもしれません。

今回のテーマは、少しスケールの大きな話です。「世界から見て、アメリカはいったいどんな立ち位置にいるのか」——これを、軍事・金融・IT・AI・エネルギーという5つの覇権という切り口から整理してみたいと思います。少々大づかみな話になりますが、私が書きたいのは国際政治の解説ではありません。アメリカという国の立ち位置を知ることが、私たち個人投資家の資産形成、とりわけオルカン(全世界株式)とS&P500(米国集中)のどちらを軸にするかという選択に、どう関わってくるのか——そこを、あくまで「私個人の見解」として考えてみたいのです。

先にお断りしておくと、私は国際政治の専門家でも経済学者でもありません。4人の子どもを育てながら、20年にわたって大家業と事業と投資を続けてきた、ただの一人の生活者です。妻を病気で亡くし、子どもたちの未来を一人で背負う中で、「世界がどう動こうと、慌てずに資産を守るには何を見ればいいのか」を考え続けてきました。その実感の話だと思って、肩の力を抜いて読んでいただければ幸いです。


5つの覇権——軍事・金融・IT・AI・エネルギー

まず、なぜ世界はこれほどまでにアメリカの動向を気にするのか。私なりに整理してみると、アメリカは複数の分野で世界の中心に立っているからだと思い至ります。一つや二つではなく、いくつもの分野で同時に大きな影響力を持っている——ここが、他の国とは少し違うところではないかと、私は感じています。

私が考える「5つの覇権」

専門的な定義があるわけではなく、あくまで私が日々のニュースや投資の経験から「この5つが効いているな」と感じている分野です。順に挙げてみます。

覇権の分野 私が感じている影響力の中身
軍事 世界各地に展開する軍事力と同盟網。安全保障の枠組みの中心にいる。
金融 基軸通貨ドルと巨大な金融市場。世界のお金の流れの中心にある。
IT 巨大IT企業が世界中で使われ、デジタルの土台を握っている。
AI 先端の人工知能の研究開発と投資が集中している。
エネルギー 近年は資源の生産国としても存在感を増し、供給面で大きな力を持つ。

この5つを並べてみて、私が改めて感じるのは、これらが互いに補強し合っているということです。たとえば、巨大IT企業が稼いだお金が、AI研究への莫大な投資を支える。基軸通貨ドルの信認が、世界中の投資マネーをアメリカの市場に呼び込む。軍事力がドルや同盟網の信頼を下支えする——一つの強みが、別の強みを育てる循環になっているように見えるのです。

大家業で学んだ「複数の柱」の強さ

私は20年の大家業の中で、「収入の柱は複数あったほうが強い」ということを何度も実感してきました。一棟の家賃収入だけに頼っていると、その物件で空室が出たり修繕が重なったりしただけで、家計が大きく揺らぎます。けれど、複数の物件、さらには事業や投資といった別の柱を持っていれば、どれか一つが不調でも、他が支えてくれる。

アメリカという国を眺めていると、これと似た構造を感じます。軍事だけ、金融だけ、という単独の強さではなく、複数の覇権が同時に効いているからこそ、一つの分野でつまずいても全体としては揺らぎにくい。これは私個人の見方にすぎませんが、世界がアメリカを気にせざるを得ない理由の一端は、ここにあるのではないかと考えています。

そして投資家としての私が大事にしているのは、この「複数の柱で強い国」という構造を、過大評価も過小評価もしないことです。強いからといって全財産を米国一国に賭けるのも、不安だからといって完全に避けるのも、どちらも極端だと感じます。後の章で詳しく触れますが、この「ほどよい距離感」こそが、オルカンとS&P500の選択を考えるうえでの土台になっています。

もう一つ付け加えておきたいのは、こうした強みは「永遠ではない」という当たり前の事実です。歴史を振り返れば、かつて世界の中心だった国が、時代の流れの中で立ち位置を変えていった例はいくつもあります。今のアメリカの5つの覇権がこの先どこまで続くのか、それは私には断言できません。だからこそ、私は「強いから安心して全部任せる」のではなく、「強いと感じているうちは、その恩恵にほどよく乗りつつ、外れても困らない備えもしておく」という、少し欲張りな姿勢でいたいと思っています。これも、4人の子どもの未来を預かる身として、自然とたどり着いた距離感です。

「アメリカがくしゃみをすると世界が風邪をひく」の中身

昔から「アメリカがくしゃみをすると、世界が風邪をひく」という言い回しがあります。私が投資を始めた頃にも、すでに耳にしていた表現です。では、この言葉の「中身」は具体的に何なのか。私なりに分解してみたいと思います。

お金の流れがアメリカを通っている

一番大きいのは、やはりお金の流れだと私は考えています。前章でも触れたとおり、ドルは世界の貿易や金融取引で広く使われる基軸通貨です。世界中の国や企業が、ドルで取引し、ドルで借り、ドルで備えを持っている。だからこそ、アメリカの金利が動いたり、金融政策が変わったりすると、その影響がドルを通じて世界中に波及していくのです。

たとえば、アメリカが金利を上げれば、世界中の投資マネーがより高い利回りを求めてアメリカへ向かいやすくなります。すると、新興国などからお金が流出して、その国の通貨や経済が揺さぶられることがある。逆に金利を下げれば、お金が世界中に流れ出していく。アメリカの中央銀行の一挙手一投足が、地球の反対側の家計にまで届いてしまう——これが「くしゃみ」の正体の一つだと、私は理解しています。

市場の「気分」もアメリカ発で広がる

もう一つは、市場の「気分」です。アメリカの株式市場が大きく下げた翌日、日本やアジアの市場も連れて下げる——こうした光景を、私は何度も見てきました。世界の投資家がアメリカの市場を一つの基準点として見ているため、そこで生まれた不安や楽観が、ほぼ時差なく世界中に伝染していくのです。

アメリカの市場は、世界の天気予報の発信地のようなものだと私は感じています。そこで雲行きが怪しくなると、世界中の市場が傘を準備しはじめる。距離は遠くても、空はつながっているのです。

では、この「くしゃみ」に個人投資家はどう向き合えばいいのか。私の答えはシンプルです。くしゃみのたびに動かないこと。アメリカ発の市場の揺れは、長期で見れば何度も繰り返されるものです。そのたびに売り買いを繰り返していたら、心も資産もすり減ってしまう。私は、こうした波があることを前提に、S&P500やオルカンを淡々と積み立て、揺れが過ぎ去るのを待つ——そういう距離の取り方をしてきました。ただし、これはあくまで私個人のやり方であって、誰にとっても正解だと断言するものではありません。

同盟国・日本/ライバル・中国/協力者・欧州という座標

アメリカの立ち位置をより立体的に理解するために、周りの国々との関係を「座標」として整理してみます。といっても、政治的な善悪を論じるつもりは一切ありません。あくまで、世界の中でアメリカがどんな位置にいるのかを、投資家の視点でざっくり眺めるための地図です。

三つの立ち位置をざっくり並べてみる

大づかみすぎる分類だと承知のうえで、私が日々ニュースを見ながら感じている「ざっくりした座標」を表にしてみます。

立ち位置 代表的な存在 私が感じる関係性のイメージ
同盟国 日本など 安全保障や経済で深く結びつき、基本的に同じ側に立つ。
ライバル 中国など 経済規模や技術で競い合い、緊張と取引が入り混じる。
協力者 欧州など 価値観を共有しつつも、利害や立場で独自色も見せる。

もちろん、現実の国際関係はこんなに単純ではありません。同盟国の中にも温度差があり、ライバルとも経済では深く結びついている。協力者であっても、ときに摩擦が生じる。それでも、こうしてざっくり並べてみると、アメリカが味方も、競争相手も、立場の違うパートナーも、すべて巻き込んだ大きな関係網の中心近くにいることが、なんとなく見えてくる気がします。

「巻き込まれる側」の日本に住む者として

日本に住む私から見ると、日本はこの座標の中で「同盟国」の位置にいます。だからこそ、アメリカの経済や政策の動きは、日本で暮らす私たちの生活にも直接届いてきます。為替、輸出入、物価——どれもアメリカと無縁ではいられません。

大家業をしていると、地域全体の景気が物件の稼働に響くことを痛感します。一棟の大家がどれだけ頑張っても、街全体の人の流れや経済が冷え込めば、その影響からは逃げられない。国どうしの関係も、これに似ているのかもしれません。日本という「一棟」だけで完結できる時代ではなく、世界という「街全体」の動きの中に組み込まれている——そう考えると、私が日本だけでなく世界に分散して投資する意味も、すっと腑に落ちてきます。

ライバルや協力者を含めた世界全体が、競い合い、ときに協力しながら成長していく。そのどこが伸びるかを正確に当てるのは、私のような素人には不可能です。だからこそ、世界全体をまるごと持てるオルカンには、「どこが勝っても乗れる」という安心感があると、私は感じています。一方で、その関係網の中心近くにいるアメリカの強さに、より厚く乗りたいと考えるなら、S&P500という選択肢が見えてくる——このあたりは、後の章でじっくり考えます。

多極化は進むのか、それともアメリカ一極は続くのか

ここで、よく語られるテーマに触れておきます。「これからの世界は、アメリカ一極から多極化に向かうのか」という問いです。新聞やニュースでも繰り返し議論されているテーマですが、私はこれについて、断定的な予想をするつもりはありません。できないからです。

どちらの見方にも、それらしい根拠がある

「多極化が進む」という見方には、それらしい根拠があります。新興国の経済規模が大きくなり、技術力も上がってきた。世界の重心が、少しずつ複数の極へと分散していくのではないか——そう考える人がいるのは、私にもよく理解できます。

一方で、「アメリカ一極はまだ続く」という見方にも、相応の根拠があります。前章までに見たとおり、軍事・金融・IT・AI・エネルギーという複数の覇権が同時に効いている国は、そう簡単には代わりが現れない。とりわけ基軸通貨ドルや先端技術の蓄積は、一朝一夕で他国が追いつけるものではない——こう考える人がいるのも、また自然なことだと思います。

未来予測は、天気予報よりも当たりにくいと私は思っています。専門家でも見解が割れるテーマで、素人の私が「こっちだ」と賭けるのは、あまりに無謀です。だから私は、どちらに転んでも困らない持ち方を選ぶようにしています。

「当てにいかない」という選択

正直に告白すると、私も若い頃は、こうした大きな未来予測を「読もう」としていた時期がありました。「これからは新興国の時代だ」と聞けばそちらに資金を寄せ、「やはりアメリカだ」と聞けば戻す——そんなふうに揺れ動いて、結局トータルでは、ただ淡々と分散して持っていたほうが良い結果だったのではないか、と振り返って感じます。

4人の子どもを育てる身として、自分の未来予測に大きな金額を賭けることが、だんだん怖くなっていきました。当たれば嬉しいけれど、外れたときに失うものが大きすぎる。子どもたちの教育費や将来の備えを、自分の「多極化するかどうか」の予想に賭けるわけにはいかない——そう考えるようになってから、私は「どちらに転んでも極端に困らない持ち方」を選ぶようになりました。それが、世界全体を持つという発想につながっていきます。多極化が進むなら世界全体に分散しているオルカンがその恩恵を受けやすいですし、アメリカ一極が続くならその中で米国の比率が自然と高いオルカンも、あるいはS&P500も、しっかり乗れる——どちらにも備えられる持ち方を、私は探してきたのです。

それでもオルカンの6割が米国である現実

ここで、多くの方が一度は気になったことのある事実に触れたいと思います。「世界全体に分散する」とうたわれるオルカン(全世界株式)ですが、実はその中身を見ると、およそ6割前後がアメリカの企業で占められているのです。これは私が投資を学ぶ中で、最初に「えっ」と思ったことの一つでした。

なぜ「全世界」なのに米国が大半なのか

「全世界に分散しているはずなのに、なぜ半分以上がアメリカなのか」——素朴な疑問だと思います。私なりに理解しているのは、こういうことです。多くの全世界株式の指数は、各国の株式市場の規模(時価総額)に応じて組み入れる比率を決めています。つまり、世界の株式市場全体の中でアメリカ企業が占める割合が大きいから、結果としてオルカンの中身もアメリカが大きくなる、という仕組みです。

これは前章までで見てきた「5つの覇権」とも、私の中ではつながります。複数の分野で世界の中心近くにいる国の企業が、世界の株式市場でも大きな存在感を持っている——その現実が、そのままオルカンの中身に映し出されているのだと、私は理解しています。比率は時期によって変わりますし、正確な数字はその時々で確認が必要ですが、「全世界株式といっても、実質的にはアメリカへの比重がかなり高い」という大枠は、知っておいて損はないと思います。

「全世界だから安心」と思い込まないために

私がここで強調したいのは、善し悪しの話ではありません。「オルカンを持っているから、特定の国に偏っていなくて安心だ」と思い込んでいると、実は中身はかなりアメリカに寄っているという事実を見落としかねない、ということです。

大家業でも、似た落とし穴があります。「複数の物件を持っているから分散できている」と思っていても、よく見たら全部が同じ沿線、同じ駅の周辺に集中していた——これでは、その地域に何かあったとき、まとめて影響を受けてしまいます。「数」が分かれていても、「中身」が偏っていれば、思ったほど分散になっていないのです。オルカンの「6割が米国」という事実も、これと同じ目で眺めておくべきだと、私は考えています。

とはいえ、これは「オルカンがダメだ」という話では決してありません。世界の株式市場の実態を素直に映した結果として米国比率が高いのであって、それ自体は自然なことです。大切なのは、自分が持っているものの中身を正しく理解したうえで選ぶということ。これは投資の成果を保証する話ではなく、納得して長く続けるための心構えとして、私が大事にしている点です。

「集中しすぎでは?」への私なりの答え

ここまで読んで、「オルカンですら6割が米国なら、いっそS&P500で米国に絞ったほうがいいのでは?」あるいは逆に「米国にそんなに偏っていて大丈夫なのか、もっと分散すべきでは?」と感じた方もいるかもしれません。最後の章では、この「集中しすぎでは?」という問いに、私なりの答えをお話しします。あくまで私個人の見解であり、正解を示すものではないことを、先にお断りしておきます。

オルカンとS&P500——選択の軸はどこにあるか

私は、この二つを「どちらが優れているか」ではなく、「どこまで米国に賭けるか」という濃淡の選択だと捉えています。整理すると、こういうイメージです。

観点 オルカン(全世界株式) S&P500(米国集中)
投資先の広がり 世界中の企業(実質は米国比率が高い) 米国の主要企業に集中
米国が好調なとき 恩恵を受けるが、やや薄まる 恩恵をより強く受けやすい
米国が不調なとき 他国がいくらか緩衝になりうる 影響を直接受けやすい
考え方の前提 世界全体の成長に乗る 米国の優位が続くと見込む

この表のどちらが正しいということはないと、私は思っています。「米国の5つの覇権はこの先も続く」と考えるならS&P500の比重を高める発想が出てきますし、「未来は誰にも読めないから、世界全体を持っておきたい」と考えるならオルカンが軸になる。どちらも、それぞれの前提の上に立った、筋の通った選択です。

私自身がたどり着いた距離感

では私自身はどうしているか。正直に言えば、私は「世界全体を持ちつつ、結果として米国に厚く乗る」というオルカン寄りの考え方に、安心感を覚えるタイプです。理由は単純で、これまでの章でも繰り返してきたとおり、「未来を当てる自信が私にはない」からです。

米国の覇権が続く可能性は高いと感じています。でも、「絶対に続く」とは誰にも言えません。過去がそうだったから未来もそうとは限らない——これは、投資の世界で私が一番自分に言い聞かせてきた言葉です。だからこそ、世界全体を持っておけば、もし私の見立てが外れても、世界のどこかが伸びていればいい。その「保険」が、4人の子どもを抱える私には、心の支えになっているのです。

一方で、「いや、米国の強さにもっと厚く乗りたい」と考える方がS&P500を選ぶことも、私はまったく否定しません。大事なのは、自分がどちらの前提に納得できて、その持ち方を10年、20年と続けられるかだと思うからです。途中で不安になって投げ出してしまっては、どちらを選んでも長期投資の果実は得られません。

オルカンかS&P500か——この問いの本当の答えは、商品の優劣ではなく、「自分がどちらなら夜ぐっすり眠れて、淡々と続けられるか」にあると私は考えています。続けられる持ち方こそが、その人にとっての正解なのだと思います。

念のため申し添えますが、投資には元本割れのリスクがあり、将来の成果を保証するものではありません。私は借金をしてまで投資に突っ込むようなことはしてきませんでしたし、生活に無理のない範囲で、長期・分散・積立を淡々と続けることを基本にしてきました。オルカンであれS&P500であれ、この基本姿勢は変わりません。

まとめ——立ち位置を知れば、選び方が見えてくる

今回は、軍事・金融・IT・AI・エネルギーという5つの覇権を入り口に、世界から見たアメリカの立ち位置を眺め、それが私たちのオルカンとS&P500の選択にどう関わるのかを、私の20年の実感を交えてお話ししました。最後に、要点を私なりに整理しておきます。

  • アメリカは複数の分野で世界の中心近くにおり、その強みが互いを補強し合っている——だからこそ世界はアメリカの動向を気にせざるを得ない、と私は捉えています。
  • その立ち位置は、オルカンの中身がおよそ6割も米国である現実にも映し出されている。「全世界だから分散できている」と思い込まず、中身を理解しておくことが大切だと感じます。
  • オルカンとS&P500は優劣ではなく「どこまで米国に賭けるか」の濃淡の選択であり、自分が納得して長く続けられるほうを選ぶのが、私なりの答えです。

世界の中でのアメリカの立ち位置を知る意味は、未来を当てるためではなく、自分の持ち方を納得して選び、振り回されずに続けるためだと私は思っています。知れば知るほど、「どちらが正解かは誰にも断言できない」とわかってきて、かえって落ち着いて積立を続けられるようになりました。これは私個人の見解にすぎませんが、もしオルカンとS&P500のどちらにしようか迷っている方がいれば、少しでも考えを整理するきっかけになれば嬉しいです。


このシリーズを最初から読みたい方は第1話から、全体像をつかみたい方はシリーズのハブ記事を、さらに当ブログ全体の地図は統合ハブをご覧ください。

第9話:なぜアメリカはAIで世界をリードするのか へ続く

▶ 次の話:第9話 なぜアメリカはAIで世界をリードするのか

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