マクロ経済スライドとは何か|給付水準が静かに下がる仕組み・年金制度で学ぶ資産形成シリーズ第4話

投資・資産運用

「年金は破綻しません」——制度を所管する側はそう言い続けています。私もこの言葉自体は嘘ではないと思っています。ですが、20年以上自分で事業を回し、家賃収入を管理し、投資を続けてきた私の感覚で言わせてもらえば、「破綻しない」という言葉には大きな落とし穴があります。破綻しないけれど、給付の実質的な価値はじわじわと下がっていく。その「静かな目減り」の正体こそが、今回のテーマであるマクロ経済スライドです。

前回の第3話では、年金の「世代間扶養」という仕組みを掘り下げました。今回はその延長線上にある、給付水準の調整メカニズムを丁寧に分解していきます。シリーズ全体の見取り図は年金制度で学ぶ資産形成シリーズのハブページにまとめてありますので、最初から追いたい方はそちらをどうぞ。

なお、私は税理士でも社会保険労務士でもありません。4人の子どもを男手ひとつで育てながら、20年の大家業・20年の事業経営・20年の投資を続けてきた一人の生活者であり、妻を病気で亡くした経験から「お金の備え」を人一倍真剣に考えてきた人間です。以下はあくまで個人の見解であり、年金は老後設計の根幹に関わるお金の話(いわゆるYMYL領域)ですから、最終的な判断はご自身で公式情報も確認のうえ行ってください。

「破綻しないのに目減りする」その正体がマクロ経済スライド

まず結論から言います。マクロ経済スライドとは、年金の給付水準を、現役世代の負担能力に合わせて少しずつ抑え込んでいくための調整ルールです。2004年の年金制度改正で導入されました。それまでの年金は、物価や賃金が上がればその分だけ給付も上げる、という素直な仕組みでした。ところが少子高齢化で、年金を支える現役世代がどんどん減り、受け取る高齢者がどんどん増える。このままでは制度がもたない。そこで「上げ幅を意図的に削る」装置として組み込まれたのがマクロ経済スライドです。

ここが多くの人の誤解しているポイントなのですが、マクロ経済スライドは年金額そのものを「マイナスにする」仕組みではありません。原則として、物価や賃金が上がったときに、本来上げるべき幅から一定割合を差し引く。つまり「上げない・上げ幅を抑える」ことで、相対的に目減りさせるのです。だから受け取る金額が額面でガクッと減るわけではない。通帳に振り込まれる数字は据え置きか、わずかに増えることすらある。なのに、物価の上昇に追いつかないので、実際に買えるモノの量=実質的な購買力は静かに下がっていく。

私はこの構造を初めて理解したとき、「これはインフレで借金が目減りするのと、立場が逆さまになった現象だ」と感じました。私のお金に対する基本スタンスは一貫しています。借り手側に立つ複利は敵、株主側・資産を増やす側に立つ複利は味方。インフレは、お金を借りている人にとっては味方です。借金の実質価値が時間とともに目減りするからです。ところが年金受給者は、いわば「将来の給付を約束されている債権者」のような立場。インフレが進めば進むほど、その約束の実質価値はマクロ経済スライドによって削られていく。複利的に効いてくる調整の刃が、今度は受け取る側の自分に向かってくるわけです。

「破綻しない」という言葉が安心材料にならないのは、まさにここです。制度は破綻させない。けれど、その代わりに給付の中身を薄める。器は割れないが、中のスープは少しずつ水で薄められていく。これがマクロ経済スライドの本質だと、私は理解しています。

物価・賃金スライドとの違い——調整のブレーキ役

マクロ経済スライドを正しく理解するには、その土台にある「物価スライド」「賃金スライド」とセットで捉える必要があります。順番に整理します。

物価スライド・賃金スライドは、年金額を物価や賃金の変動に合わせて改定する、いわば「アクセル」です。世の中の物価が2%上がれば、年金もそれに見合って上げましょう、というのが本来の発想。年金が老後の生活を支える以上、物価が上がったのに年金が据え置きでは生活が成り立ちません。だから連動させる。ここまでは合理的です。

ところが、現役世代が減り続け高齢者が増え続ける状況で、物価や賃金が上がるたびに素直に給付も上げていたら、制度の支出は膨らむ一方です。そこに「ブレーキ」として後付けされたのがマクロ経済スライド。アクセル(物価・賃金スライド)で年金を上げようとするとき、ブレーキ(マクロ経済スライド)を踏んで上げ幅を削る。この二段構えで、給付の伸びを抑え込んでいるのです。

では、ブレーキでどれだけ削るのか。その削る量を決めるのが「スライド調整率」です。これはおおむね、(1)公的年金の被保険者数の減少率と、(2)平均余命の伸びを勘案した一定率(およそ0.3%)を足し合わせて算出されます。たとえば被保険者がある年に0.6%減ったとすれば、0.6%+0.3%=おおよそ0.9%程度が調整率になる、というイメージです。年によって変動しますが、近年はおおむね年0.2〜0.9%程度のレンジで動いてきました。

具体例で見てみましょう。仮に賃金・物価が前年から2.0%上がった年だとします。本来なら年金も2.0%上げるところ、その年のスライド調整率が0.9%だったとすると、実際の改定率は 2.0% − 0.9% = 1.1% に圧縮されます。年金は1.1%上がるので「増えた」のは事実。しかし物価は2.0%上がっているので、実質では0.9%分、買えるモノが減っている。これが毎年積み重なる。1年なら0.9%でも、10年20年と複利的に効けば、実質購買力は驚くほど削られます。

ここで重要な歯止めがあります。マクロ経済スライドには「名目下限」というルールがあり、調整によって年金の名目額(額面の金額)が前年を下回ることは原則しません。つまり物価が下がったり横ばいだったりして、調整を引いたら名目額がマイナスになってしまう局面では、調整を見送る(またはその年に発動できなかった分を翌年以降に繰り越す「キャリーオーバー」を行う)。だから通帳の数字が前年比でガクッと減ることは起きにくい。受給者の心理的なショックを避ける、よくできた設計です。

裏を返せば、調整は物価や賃金がしっかり上がる「インフレ局面」でこそ容赦なく効くということ。デフレでは発動しづらく、インフレで一気に削られる。今のように物価上昇が続く時代は、まさにマクロ経済スライドが本領を発揮する環境だと、私は警戒しています。

実は、この仕組みが導入された2004年から長らく、日本はデフレ・物価低迷が続いたため、マクロ経済スライドはほとんど発動できませんでした。本格的に初めて発動したのは2015年度。その後も発動できない年が続き、「削れなかった分」がどんどん溜まっていきました。そこで2018年度から導入されたのが、先ほど触れたキャリーオーバー(繰越調整)です。デフレで削れなかった調整分を翌年以降に持ち越し、物価が上がった年にまとめて差し引く。つまり今後インフレが続けば、過去の溜まった「ツケ」も含めて、より強く調整が効いてくる可能性がある。私が「これからこそ目減りが本番だ」と考えているのは、この繰越分の存在も大きいのです。

もう一つ押さえておきたいのが、調整の「終わり方」です。マクロ経済スライドは永遠に続くわけではなく、年金財政が将来にわたって均衡する見通しが立った時点で終了する設計になっています。財政検証では、その調整の終了時期がいつになるかが試算されますが、経済前提が厳しいほど調整は長引き、給付水準はより深く削られてから着地します。つまり「いつまで、どこまで削られるか」は、これからの経済次第で変わる不確定な部分を含んでいる。確実なのは「削られる方向に動く」という一点だけ。だからこそ、自衛の発想が要るのです。

所得代替率はなぜジリジリ下がるのか

給付水準の目減りを語るうえで欠かせないのが「所得代替率」という指標です。これは、年金を受け取り始める時点で、現役世代の平均的な手取り収入に対して、年金額が何%にあたるかを示すものです。モデル世帯(平均的な収入で40年間会社員として働いた夫と専業主婦の妻、という標準ケース)で計算されます。

政府は、この所得代替率を「50%は維持する」ことを制度上の約束として掲げています。直近の財政検証では、モデル世帯の所得代替率はおよそ61%前後。これだけ見ると「現役の6割もらえるなら悪くない」と感じるかもしれません。ところが、ここがマクロ経済スライドの効いてくるところです。財政検証の試算では、今後の経済前提にもよりますが、所得代替率は数十年かけて50%前後まで低下していく見通しが示されています。つまり現役の6割が、将来は5割へ。1割以上、相対的に薄くなる。

なぜ下がるのか。仕組みはこうです。マクロ経済スライドは、年金の上げ幅を現役世代の賃金上昇よりも小さく抑えます。すると、現役の収入は伸びていくのに、年金の伸びはそれより鈍い。分母(現役の収入)が伸びて分子(年金額)が抑えられるのですから、その比率である所得代替率は構造的に下がっていく。これは景気が良くても悪くても、調整が発動する限り続く方向性です。

私が4人の子を育てながら痛感しているのは、この「相対的な貧しさ」が一番じわじわ効くということ。額面では年金をもらえる。でも、現役世代が普通に手にしている生活水準から、年々少しずつ取り残されていく。周りが当たり前に使っているサービスや商品が、年金生活では少しずつ手の届きにくいものになっていく。所得代替率の低下とは、そういう「同時代からの静かな脱落」を数字で表したものだと、私は捉えています。

さらに言えば、「50%維持」という約束も、あくまでモデル世帯の話です。共働きでない単身者、自営業で国民年金だけの人、就職氷河期で加入期間に穴がある人——私のように事業主として国民年金中心でやってきた立場からすると、モデル世帯の代替率は「上振れした見本」に見えます。実際の自分の代替率は、それよりもっと低いところに着地する可能性が高い。平均値の安心感に身を委ねるのは危険だと、私は自分に言い聞かせています。

具体的な金額感で見ておきましょう。所得代替率の計算で使われるモデル年金額は、夫婦2人の基礎年金+夫の厚生年金で、月額おおむね22万円台というのが近年の水準です。これが「現役手取りの約61%」にあたるとされています。仮に将来、所得代替率が50%まで下がると、同じ現役水準に対して年金の相対的な価値は2割近く薄まる計算になります。さらにそこへ実際の物価上昇が重なれば、「数字の上では月22万円もらえても、その22万円で買えるモノは今の18万円分くらい」という事態が、決して大げさでなく起こり得ます。額面と実質の乖離——ここを直視できるかどうかで、老後の備え方は大きく変わると私は思っています。

とくに私のように国民年金が中心の自営業者・フリーランスは、厚生年金という「2階部分」が薄い、あるいは無いケースが多い。基礎年金(1階部分)は満額でも月およそ6万円台です。夫婦で受け取っても、会社員世帯のモデル年金とは大きな差がつく。そして、その薄い基礎年金にもマクロ経済スライドの調整は等しく効いてきます。むしろ、もともと水準が低い人ほど、目減りの絶対額は小さく見えても、生活へのダメージは深刻になりやすい。自営業20年でこの構造を肌で理解しているからこそ、私は「国は最低限を守ってくれるが、それだけでは足りない」という前提で資産形成を組み立ててきました。

ねんきん定期便の数字を鵜呑みにできない理由

毎年、誕生月に届く「ねんきん定期便」。あのハガキや封書に書かれた将来の年金見込み額を見て、「老後はこれくらいもらえるのか」と一つの目安にしている方は多いと思います。私も毎年目を通します。ですが、あの数字を額面どおりに信じてはいけない、というのが私の強い考えです。理由は大きく3つあります。

理由1:多くが「現在の価値」で表示されている。 50歳未満の方に届く定期便の見込み額は、基本的に「これまでの加入実績に基づく額」であって、今後の物価上昇やマクロ経済スライドによる実質目減りまでは織り込んでいません。表示されている金額は将来の「名目額」のニュアンスで受け取られがちですが、その金額で将来も同じ生活ができる保証はどこにもない。30年後にその金額をもらえたとしても、30年分のインフレが進んでいれば、実際に買えるモノは今の感覚よりずっと少ない。

理由2:マクロ経済スライドの将来の削り分が反映されていない。 前述のとおり、調整率は毎年の経済情勢や被保険者数で変動します。何十年も先まで、どれだけ削られるかを正確に織り込んだ金額を個人ごとに出すのは現実的に不可能です。だから定期便は、その不確実な「静かな目減り」を計算に入れていない。言い換えれば、定期便の見込み額は「うまくいけばこれくらい」という上限に近い数字だと考えておくほうが安全です。

理由3:50歳未満は「今のペースで払い続けたら」の試算ではない。 50歳未満の定期便は「これまでの実績だけ」の額なので、今後も働いて保険料を払い続ければ将来額は増えます。逆に50歳以上の定期便は「60歳まで今の条件で加入し続けたら」という前提の見込み額。前提条件が違うのに、同じ「見込み額」という言葉で書かれているので、ここを取り違えると判断を誤ります。

では定期便は無意味かというと、まったくそんなことはありません。私が毎年必ずやっているのは、記載された加入記録に「抜け」や「誤り」がないかのチェックです。転職時や事業を始めた前後で、加入記録が抜けていることは実際にあります。記録の穴は将来の受給額に直結しますから、ここだけは定期便を一字一句確認する価値がある。「将来いくらもらえるか」より「記録が正しいか」を見る道具——それが私のねんきん定期便との付き合い方です。

そして肝心なのは、定期便の見込み額を「割り引いて」考える習慣を持つこと。私は、表示額からマクロ経済スライドとインフレの目減りを見込んで、実質では2割ほど少なく着地するくらいの心づもりで老後の計画を立てています。悲観ではありません。最悪を織り込んでおけば、現実がそれより良ければ嬉しい誤算で済む。事業を20年やってきて、楽観的な売上予測で資金繰りを組んで痛い目を見た経験から学んだ、保守的な見積もりの習慣です。

「静かな目減り」に投資で対抗するという発想

ここまで、マクロ経済スライドによって年金の実質価値がじわじわ削られていく構造を見てきました。では、私たちはこの「静かな目減り」に対して、ただ手をこまねいているしかないのでしょうか。私の答えは明確に「ノー」です。制度が削ってくる分は、自分の資産を成長させて埋め合わせる。これが、私が20年の投資経験から導き出した基本戦略です。

もう一度、私のお金の根本原則に立ち返ります。複利は、借り手側では敵に回り、株主側・資産を持つ側では味方につく。マクロ経済スライドは、受給者である私たちにとって「目減りの複利」として敵に回る装置でした。毎年0.9%削られれば、その目減りは年々積み重なって効いてくる。ならば、こちらは「成長の複利」を味方につけて対抗する。年金が実質で年0.9%ずつ削られるなら、自分の資産運用でそれを上回るリターンを長期で積み上げ、トータルの購買力を守りにいく。攻守を入れ替えるのです。

ここで威力を発揮するのが、税制優遇のある制度を使った長期投資です。iDeCo(個人型確定拠出年金)は、掛金が全額所得控除になり、運用益も非課税で、まさに「自分で作る、目減りしない年金」と言える器です。私は、公的年金がマクロ経済スライドで薄まっていく分を、iDeCoという「自分専用の年金口座」で補うイメージで捉えています。国の年金は世代間扶養で他人の都合に左右されるけれど、iDeCoは自分の運用次第。複利を味方につける側に、自分の意思で立てる。

もう一つがNISA(少額投資非課税制度)。こちらは引き出しの自由度が高く、運用益が非課税という強みがあります。iDeCoが「老後まで固める年金の補完」だとすれば、NISAは「インフレに負けない購買力を、より柔軟に育てる器」。物価が2%上がる時代に、年金が実質目減りしていくなら、長期で物価上昇を上回って成長してきた資産——たとえば世界経済全体に分散投資するような対象——に、コツコツ複利で積み上げていく。これがインフレとマクロ経済スライドの二重の目減りに対する、私なりの正攻法です。

誤解しないでいただきたいのは、私は「年金なんてアテにせず投資しろ」と言っているのではないということ。公的年金は、終身でもらえるという最強の保険機能を持っています。何歳まで生きても受け取れる。これは民間の金融商品では再現が難しい価値で、老後設計の土台として絶対に手放してはいけません。私の主張は、その土台の上に乗っている「目減りする部分」を、自分の運用で補強しようということです。土台(公的年金)は守りつつ、その上に成長資産という二階建てを乗せる。守りと攻めの両輪です。

そしてもう一度強調します。投資にはリスクがあり、元本が保証されるものではありません。短期では値下がりもします。私が20年かけてやってきたのは、あくまで長期・分散・積立を淡々と続けること。マクロ経済スライドという「ゆっくりした逆風」に対しては、こちらも「ゆっくりした追い風」=長期の複利で応戦する。スピード勝負ではなく、時間を味方につけた持久戦だと考えています。これも個人の見解であり、投資判断はご自身の責任で行ってください。

まとめ——「静かな目減り」を知った今、何をするか

今回の要点を整理します。

  • マクロ経済スライドは、年金の上げ幅を意図的に抑え込み、給付の実質価値を静かに目減りさせる調整ルール。額面は減らさず(名目下限)、相対的に薄める。
  • 物価・賃金スライドという「アクセル」に対する「ブレーキ」として機能し、削る量はスライド調整率(近年おおむね年0.2〜0.9%)で決まる。インフレ局面でこそ容赦なく効く。
  • 所得代替率は現役収入の約61%から、将来は50%前後へとジリジリ低下する見通し。これは構造的なもので、景気の良し悪しによらず進む方向性。
  • ねんきん定期便の見込み額は目減りを織り込んでいない「上限に近い数字」。記録の確認には使い、金額は割り引いて捉える。
  • 対抗策は、iDeCo・NISAで「成長の複利」を味方につけること。公的年金という土台を守りつつ、目減り分を自分の運用で補強する二階建て戦略。

「破綻しないから大丈夫」ではなく、「破綻しないけれど静かに薄まる、だから自分で備える」。この認識の転換こそが、今回お伝えしたかったことの全てです。私が妻を失い、4人の子を抱えて痛感したのは、「制度に身を委ねきること」の危うさでした。制度は守ってくれる。けれど、守ってくれる範囲は時間とともに少しずつ狭まっていく。その縮んでいく分を、自分の手で埋める準備をしておく——それが、不確実な時代を生きる現実的な構えだと、私は信じています。

シリーズを最初から読みたい方は第1話へ。年金制度の全体像は年金制度で学ぶ資産形成シリーズのハブページに、資産形成全体の見取り図は資産形成の統合ハブにまとめています。

次回、第5話:受給開始年齢の繰下げ・繰上げ戦略 へ続きます。年金は受け取り始める年齢を後ろにずらせば1か月ごとに増え、前倒しすれば減る——この「繰下げ・繰上げ」の損益分岐をどう考えるか。今回学んだ「目減り」を踏まえると、受給開始のタイミング戦略はさらに奥行きが出てきます。お楽しみに。

※本記事は個人の見解に基づく情報提供であり、特定の金融商品の購入や投資手法を推奨するものではありません。年金・投資に関する制度の詳細や最新の数値は公的機関の公式情報をご確認のうえ、最終的なご判断はご自身の責任で行ってください。

▶ 次の話:第5話 受給開始年齢の繰下げ・繰上げ戦略|長寿時代の最適解

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